株式会社サイトロンジャパンは、Anhui ChangGeng OpticalTechnology(Venus Optics)社のカメラレンズブランド「LAOWA」より発売中のレンズ「LAOWA 15mm F4.5R Zero-D Shift」の富士フイルムGFXマウントを2022年10月7日に発売する。価格はオープン、市場想定価格は税込220,000円前後。
同製品は、超広角な110°という画角ながらも、画面の隅々までディストーションを極めて少なく補正するシフトレンズ。最大シフト量は中判デジタルカメラ(富士フイルムGFXなど)で±8mm。十分なシフト機能を備え、被写体の遠近感を調節することで、建造物をまっすぐに写すことが可能。実際に肉眼で見たときに近い遠近感で撮影ができるとしている。また11群17枚のレンズ構成により、画像の隅々までディストーションを極めて少なく補正。建築写真を撮影する時も、直線が維持されるという。さらに、レンズコーティングを見直すことで、既存のLAOWA製品と比べてフレアやゴーストの大幅な改善も実現している。
■主な仕様
- 焦点距離:15mm
- 絞り範囲(F値):F4.5-22
- 最大画角:110°
- シフト機能:±8mmシフト(中判デジタルカメラ)
- レンズ構成:11群17枚 絞り羽根枚数:14枚
- 最短撮影距離:20cm
- フォーカシング:MF
- 寸法:φ79mm/103mm
- 質量:約597g
- マウント:Fuji GFX