KAIROSAT-KC10C2Gメイン写真

パナソニックコネクトは、業務用ライブ映像制作・配信システム「IT/IPプラットフォームKAIROS」の新ラインナップとして「コントロールパネル(Kairos Control)AT-KC10C2G」、「RossTalkオプション(ソフトウェアキー)AT-SFE01G」を2022年10月より発売する。併せてAT-KC10C2G/AT-SFE01Gに対応する新機能を加えた「システムソフトウェアKAIROS Ver1.3.2」の提供(無償)を開始する。それぞれの希望小売価格は以下の通り。

  • コントロールパネル(Kairos Control) AT-KC10C2G:オープン価格
  • RossTalkオプション(ソフトウェアキー) AT-SFE01G:税込385,000円

「コントロールパネルAT-KC10C2G」は、スタンダードタイプの約1/2、幅600mmサイズで12XPTスタイルのコンパクトなコントロールパネル。2MEレイアウトと2フェーダーを装備し、マルチシーンの操作に対応する。

各ボタンの機能を自由にアサインでき、インジケーターに設定した機能が表示されるKairos Controlならではの機能はスタンダードタイプAT-KC10C1Gと同様に備えている。イベント会場や中継車など限られたスペースでのKAIROSの運用に適しているという。

KAIROS Ver1.3.2はAT-KC10C2Gに対応するほか、リダンダンシー(冗長化)機能、システムログ機能による信頼性の向上、RossTalkプロトコルのサポート(別売/RossTalkオプションAT-SFE01G)によるRossリアルタイムモーショングラフィックスXPressionの制御を実現しているという。

同社はIT/IPプラットフォームKAIROSを通じて、映像制作現場の課題を解決し、クォリティを高め、効率的な運用を実現することで、業界に新たな価値を提供していくとしている。

■主な特長

  • 12クロスポイントスタイルのコンパクトなコントロールパネル
  • 2MEレイアウトと2フェーダーによりマルチシーン操作に対応
  • 各ボタンの機能を自由にアサインできインジケーターに設定した機能を表示
  • リダンダント電源対応

■主な定格

  • 電源:DC12V、4.0A、リダンダント電源対応
  • 外形寸法:幅600mm×高さ90mm×奥行420mm(突起部分を除く)
  • 動作周囲温度:0°C~40°C
  • 動作周囲湿度:10%~90%、結露なきこと
  • 質量:約8.5kg
  • 制御系端子:LAN(RJ-45×1、1GbE)、USB(USB2.0 type A×1)