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Accsoonは、カメラと接続することでiPhoneやiPadを高品質なビューモニターとして使用できるHDMIアダプター「SeeMo」を2022年10月に発売する。

SeeMoは、カメラや他のFHD HDMIソースをiPhoneやiPadに接続し、高品質なデイライトビューモニターとして使用できる。さらに、無料のAccsoon SEE iOSアプリを使用することで、プロが求める機能を指先で操作できるようになる。

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SeeMoは、最小・最軽量のモニターセットアップを実現。ハンドヘルドカメラやジンバル、クリエイタースタジオで等しく機能するため、外出の多いクリエイターに最適だという。

SeeMoにiPhoneを差し込めば、数秒でモニターに早変わりする。SeeMoは、50mm×39mm×80mmの小さなボックスで、最近のすべてのiPhoneに対応した内蔵クランプで取り付ける。iPhoneとSeeMoは付属の直角Lightning/USB-Cケーブルで接続し、カメラとSeeMoはHDMIケーブルで接続する。SeeMoはMFi認証を取得しており、動作保証されている。

ミラーレス一眼カメラやデジタル一眼レフカメラで動画を撮影する際、SeeMoと接続したiPhoneの画面をタップするだけで、画像を拡大表示し、ピントを確認できる。さらにタップすると、波形やゼブラが表示され、露出の判断も可能だ。

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iPhoneを反転させれば、Vlogを撮影しながらでも完璧な画角を維持できるほか、グリッドオーバーレイを表示させることで水平を保てるなど、構図の微調整ができる。 さらに、カスタムLUTの適用や、オニオンスキン画像オーバーレイによる正確な位置合わせも可能。さらに、アナモフィックビデオを画面上でデスクイーズしたり、ビデオを反転させて自撮りを補助するオプションも用意されている。

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SeeMoは単なるモニターとしてだけではなく、まるでiPhoneの内蔵カメラで撮影したかのように、簡単にカメラの映像をストリーミングして共有することを実現。無料のSeeMoアプリにより、カメラ、ミキサー、その他のHDMIソースからYouTubeなどのストリーミングプラットフォームに直接HDビデオをストリーミングできる。パソコンがなくてもカメラからHD品質でライブストリーミングを実現。セットアップは簡単で、iOSデバイスのスマートフォンまたはWi-Fi接続を使用して、最大1080P60fpsでストリーミングする。

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iPhone 13 Pro Maxで動作するSeeMo

SeeMoは、カメラからiPhoneやiPadのカメラロールに直接H.264 HDビデオを録画可能。ファイルは8bit、30Mbps可変ビットレートで、サイズと利便性が最適化される。これにより、カメラから撮影したクリップをソーシャルメディアに簡単に共有できる。また、カメラで撮影したメインの映像のバックアップとして使用したり、時間がないときのビデオ編集に使用することも可能。

SeeMoは、ソニー製のNP-Fタイプの充電式電池で動作するため、省電力を実現。バッテリー1つで丸1日の撮影が可能だという。SeeMoの側面にある5V USB-C出力ポートは、マイクや小型オンカメラライトなどのデバイスに電源を供給できるほか、正規のケーブルを使用すれば、iOSデバイス用の緊急パワーバンクとしても機能する。

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SeeMoを追加して、iPhoneやiPadのRetinaディスプレイを活用すれば、カメラが見ているものを、内蔵のカメラ画面よりも大きく、高い解像度の画面で、クリアかつ明るく表示できる。

また、近日にAccsoon Power cage for SeeMoを発売予定。iPadやiPad ProをSeeMoに接続すれば、アプリのツールはそのままにプロ級のディレクター用モニターの構築が可能になるとしている。

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近日発売予定のAccsoon Power cage for SeeMo

SeeMoは、LightningまたはUSB-Cケーブルで接続する最先端のiOS用HDMIアダプターを採用し、丸みを帯びたエッジがモダンかつエレガントな新しい工業デザインになっている。本体は、HDMIアダプターとクランプ/マウントプレートの2つのパーツで構成。HDMIアダプター部は、iPadなどのデバイスにクランプなしで使用可能になっている。

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