Labpano社は、多用途360°AIカメラ「PilotPano」を発売した。PilotPanoはユーザー本位に考えた外観デザイン、プロレベルな機能性を備えている。
機能満載な360°AIカメラ
Android 10を土台としたPilot OSはスムーズかつ直感的な操作感覚を演出し、さらに3.1" HD大型タッチングスクリームではカメラの利用設定だけでなく、画像のプレビュー、オブジェクトをフレームすることもできる。
PilotPanoは、デュアル1/2.3インチCMOSセンサーとデュアル210°F2.0超広角魚眼レンズを搭載。ダイナミックレンジにより、ディテールを忠実に再現し、臨場感のあるショットを維持しながら画質を向上させる。PilotPanoは、最大5.7K/30fps、4K/60fps、2.5K/110fpsのビデオに対応している。さらに、リアルタイムHDR写真とビデオにより、すべての撮影をより鮮やかにできる。
9軸ジャイロスコープ内蔵のリアルタイム手ぶれ補正機能「PilotSteady」とステッチアルゴリズムのアップグレードにより、動画像のリアルタイム補正と自動補正を実現。パノラマコンテンツ制作の可能性を広げるとしている。
2300mAhの交換可能なバッテリーにより、最大100分の稼働時間を確保。専用電源アクセサリーと組み合わせると、丸1週間の動画撮影の旅をサポート可能だという。
4つの360°パノラママイクとインテリジェントなノイズリダクションは、音源の位置を特定し、エコーを除去する。カメラ全体の無線効果を高め、撮影に没入できるという。1/4ネジ穴と3.5mmオーディオポートにより、自撮り棒、マイク、カメラケージの取り付けが可能だ。
各機種を超えるエースレベルの性能
Pilotシリーズの長所を受け継いだPilotPanoは、高精度GPSモジュールにより、ストリートビューを効率的に撮影することも可能。最大7fpsのスピードで5.7Kのプレミアム画像を生成し、カメラから直接アップロードできる。
AndroidベースのPilotオープンAPIエコシステムは、自社開発アプリやサードパーティプログラムの独立性をサードパーティや個人の開発者に提供する。さらに、Pilot OS 6.0システムでは、定期的にシステムおよびソフトウェアのアップデートを行い、パフォーマンスを向上させ、常にカメラをフル活用できるようにしている。
Vlogとライブストリーミングに特化した機能
PilotPanoは、パノラマビデオ以外にも、90°、120°、135°、150°のビデオに対応。9:16、16:9、1:1のアスペクト比は、ソーシャルネットワークでの共有に便利だ。Pilot Go Appでは、AI編集、AI自動追跡、リフレーミング、美化、フィルタリングなど、すべての機能操作をマスターできる。
PilotPanoは、FacebookやYouTube、またカスタマイズされたプラットフォームで4K30fpsライブストリーミングを開始するためのスタンドアロンカメラとしての役割を担う。リアルタイムスティッチング、手ぶれ補正、リアルタイムAI自動追尾など、ライブストリーマーの好みに合わせて調整可能だ。VRヘッドセットを装着することで、没入感のある世界が広がり、新たなメタバースライブストリーミングを体験できる。
仕様
- 外形寸法:138mm×54.5mm×45.7mm
- 重量:295g(10.41oz)
- タッチスクリーン:3.1インチ
- バッテリー容量:2300mAh交換可能なリチウムポリマーバッテリー
- センサー:1/2.3 "ソニーセンサー
- レンズ:210°/F2.0 fisheye
- ストレージ:RAM:4GB/ROM:32GB(外部ストレージ対応)