株式会社TOMODYはライブ中継、映像制作をより簡単に実現するサービスであるLive配信オンラインスイッチングサービス「WRIDGE」を2023年春にサービスローンチする。来春のサービスローンチに先立って2022年11月16日~18日に幕張メッセで開催される「Inter BEE 2022」にWRIDGEを初出展する(ホール7/No.7512)。
Live配信オンラインスイッチングサービス「WRIDGE」は、複数拠点の映像ソースをクラウド上でスイッチングし、配信できるサービスだ。従来のライブ中継、映像作成の困りごとを解消し、今までできなかったことを簡単に実現してライブ中継者、映像作成者の負担やコストを軽減するという。
WRIDGEの特長
ライブ中継、映像作成の様々な不便を解消し、大幅にコストを削減
複数拠点、複数のカメラを切り替えるスイッチング作業がタッチパネルだけで完了する。
全ての映像処理をクラウドで処理するため、カメラ現場の複雑な配線を排除した。
スマートフォンだけでなく、各社ビデオカメラを「遠隔からコントロール」が可能。
カメラの中継現場同士で頻繁に必要になる中継スタッフ同士の音声会話が可能。
新たな表現を手軽に実現し、新たなコンテンツの作成が可能
生放送においてリアルタイム動画のリプレイが可能。
WRIDGEの代表的な利用シーン
WRIDGE機能一覧
- クラウド型スイッチャー:WiFi・4G・5G等の無線環境があれば、場所を問わず世界中からサーバにアップされた映像をPC・タブレットだけでリアルタイムにスイッチング可能
- シンプルで直感的なUI:PCやタブレットを使ったスイッチングに最適化されたUIは誰でも簡単に操作できる。一般的な機能は全て網羅している。
- 遠隔スイッチング:クラウド上でスイッチングを行うので、撮影現場から遠く離れた場所からもスイッチングが可能
- 各種Live配信サービスに対応:YouTube・Twitch・ニコニコ生放送・ツイキャス等に対応。スイッチングした映像をサーバから直接各サービスへ送信可能
- 4K入出力に対応:4K映像の入力にも対応し、高画質な4K配信が可能。※ハイスペックPC・高速通信環境が必要
- シーン作成:PinPなど複数の映像を用いたレイアウトや、映像に合わせたテロップやBGMの組み合わせをシーンとして保存可能。シーンは複数作成でき、カメラ映像と同様にワンクリックで呼び出せるす。シーン間のスイッチングも可能
- スマホ用配信アプリ「WRIDGE CAM」:スマホで撮影した映像を直接サーバにアップし、スイッチングすることが可能。簡易的な配信にオススメ
- GPS連携:スマホ用アプリWRIDGE CAMを使った撮影の場合、GPSを用いて複数のスマホの現在位置を表示させたマップを生成し配信可能
- 外部デバイスコントロール:スマホや外部カメラ(LUMIX・NDI等)の遠隔コントロールが可能
- 外部コントローラー接続:WRIDGEの各種ボタンを外部機器(MIDIコントローラー)にアサインしコントロール可能
- 入力ソース全録:入力された全映像ソースをサーバに保存可能。リプレイやアーカイブ編集に便利
- リプレイ:配信中に入力された映像のリプレイ映像を作成・保存しワンクリックで配信可能
- 手書き入力:リプレイ映像等に手書きで文字やイラスト等を入力可能
- 自動音声切替:自動音声切替をONにすることで、PGOに表示された映像の音声だけを出力可能
- オーディオルーティング:サーバにアップされた音声はPGO・SUB1・SUB2・トークバックの4チャンネルへ個別にルーティングが可能
- トークバック・チームチャット:サーバにアップされた音声をトークバックに設定すれば、グループ分けしたチームごとに会話ができる。またチーム内でのテキストチャットも可能
- モーションキャプチャ:入力された映像ソースは常にサーバーでモーションキャプチャ・骨格認識処理を行っており、様々な用途で利用可能
- ジェスチャーコントロール:モーションキャプチャを利用し、出演者の特定の動作によるスイッチングが可能。ワンオペなどスタッフが限られている場合に便利
- 自動ズーム・自動追尾:デジタルパンチルトズームやPTZカメラを使ったパンチルトズームに対応。出演者の自動追尾も可能