Blackmagic Designによると、2022年秋季の「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」を含む70作以上のテレビ番組および配信シリーズで、Blackmagic URSA Mini Pro 12K、Blackmagic Pocket Cinema Cameraデジタルフィルムカメラ、DaVinci Resolve Studio(編集/グレーディング/VFX/オーディオポストプロダクション用ソフトウェア)などが使用されたという。
「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」のプロデューサー、ロン・アメス氏は次のようにコメントしている。
アメス氏:「力の指輪」では、自分たちのクラウドベースのパイプライン全体を通してBlackmagic Design製品を使用しました。撮影から公開まで、Blackmagic Designのハードウェアおよびソフトウェアは、イメージベース・データフローの流れを能率化する上で重要な役割を果たしました。撮影から編集、VFX、最終的なカラーコレクションまで、あらゆるツールを活用しました。
Blackmagic Designカメラが使用された2022年秋季の番組の一部
- 「ビッグ・スカイ」:撮影監督ケング・ラッシング氏が特定のショットでBlackmagic Pocket Cinema Camera 4Kを使用
- 「CSI:ベガス」:撮影監督クリスチャン・シェベット氏が様々な特殊なショットにBlackmagic Pocket Cinema Camera 4K、Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K、Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Pro、URSA Mini Pro 12Kを使用
- 「エラのニューライフ」:撮影監督スティーブ・ゲイナー氏がURSA Mini Pro 12K撮影
- 「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」:プロデューサーのロン・アメス氏が様々なウィットネスカメラ、VFXプレート、ライブ配信の視線カメラにBlackmagic Pocket Cinema Camera 6K Proを使用、リアルタイムのカラーレビューに様々なコンバーターを使用
- 「ステーション19」(エピソード515、517):撮影監督クリスチャン・シェベット氏が様々な特殊なショットにBlackmagic Pocket Cinema Camera 4K、Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K、Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Pro、URSA Mini Pro 12Kを使用
- 「ザ・ゲーム」:ASCの撮影監督ダレン・ジュネ氏が特定のショットにBlackmagic Pocket Cinema Camera 6K Proを使用
- 「ヒール:レスラーズ」:Crafty Apesのオンセット・スーパーバイザー、ジョシュ・スティーブンス氏が、エキストラの撮影にBlackmagic Pocket Cinema Camera 4Kを使用
- 「ヤング・ロック」:撮影監督ジャド・オーヴァートン氏が様々なショットにURSA Mini Pro 12KおよびBlackmagic Pocket Cinema Camera 6K Proを使用
VFXにBlackmagic Design製品が使用された2022年秋季の番組の一部
- 「NCIS~ネイビー犯罪捜査班 シーズン20」、「The Neighborhood(原題)」、「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」、「ティーン・ウルフ」:Muse VFXのVFXスーパーバイザージョン・グロス氏とフレッド・ピエンコス氏が合成にFusion Studioを使用
- 「ブルーブラッド~NYPD家族の絆~」:Filmworks/FX NYのVFXスーパーバイザー、マイク・ウォーレン氏がVFXショットにBlackmagic Production Camera 4K、VFXパイプラインにDaVinci Resolve Studio、再生にIntensity Shuttleを使用
- 「Home Economics(原題)」:Iris Digital Postのシェイリー・ブルークス氏がライトのVFXにFusion Studioを使用
- 「The End Is Nye(原題)」:VFXスーパーバイザーのアーサー・メサ氏とジェレミー・ネルソン氏が、プリビズ、ポストビズおよび仕上げにFusion Studioを使用
- 「ペリフェラル~接続(コネクト)された未来~」:Crafty Apesの編集チームが、VFX編集作業の一環としてDaVinci Resolve Studioを使用
Crafty Apesのオンセット・スーパーバイザー、ジョシュ・スティーブンス氏は、次のようにコメントしている。
スティーブンス氏:Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kは高性能かつ持ち運びやすいので、高画質のイメージを効率的に撮影して、数え切れないほどの映画やドラマに使用しています。コンセプトモックアップ用のプレート、VFX素材、グリーンスクリーン用の背景プレートなど、用途は様々です。マイクロ4/3レンズマウントにはあらゆるレンズを装着でき、スピードブースターによって低照明条件での撮影も可能です。ポニーの体を持ったワークホースですね。
ポストプロダクションにDaVinci Resolve Studioが使用された2022年秋季シリーズの一部
- 「A Million Little Things(原題)」、「Young Rock(原題)」、「Reboot(原題)」:Colortimeのラッセル・リンチ氏がグレーディング
- 「アボット・エレメンタリー」、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」、「Kung Fu(原題)」、「ウォーキングデッド シーズン11:ファイナルエピソード」:Picture Shopのクリス・ボイヤー氏がグレーディング
- 「アメリカン・ジゴロ」:Picture Shopのシェーン・ハリス氏がグレーディング
- 「Baking It(原題)」、「Wipeout(原題)」:CSIのヨラム・タル氏がグレーディング
- 「ビッグ・スカイ」、DC「スターガール」、「The Cleaning Lady(原題)」:Picture Shopのポール・アリア氏がグレーディング
- 「ブルーブラッド~NYPD家族の絆~」:Company 3のアンドリュー・ギアリー氏がグレーディング
- 「Bob Hearts Abishola(原題)」: Picture ShopのSparkle氏がグレーディング
- 「シェフ VS ワイルド:サバイバル料理対決」、「Rat in the Kitchen(原題)」:リカルド・マルチネス氏がグレーディング
- 「チェサピーク海岸」:24 Framesのアヒム・カピッツァ氏がグレーディング
- 「Yellowjackets(原題)」:Point.360のパトリック・ウッダード氏がグレーディング
- 「グレイズ・アナトミー」、「How We Roll(原題)」:Arsenal FX Colorのランディー・スターンズ氏とアンドリュー・スターンズ氏がグレーディング
- 「Growing Up(原題)」:Nice Shoesのサルマルフィターノ氏がグレーディング
- 「レガシーズ」、「Vampire Academy(原題)」、「Roswell, New Mexico(原題)」:Point.360のチャーリー・タッカー氏がグレーディング
- 「Home Economics(原題)」:Iris Digital Postのシェイリー・ブルークス氏がグレーディング
- 「Joe Pickett(原題)」、「ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ」、「グッド・ドクター 名医の条件」:Arsenal FX Colorのラリー・フィールド氏がグレーディング
- 「Law and Order(原題)」、「LAW and ORDER:組織犯罪特捜班」、「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」:Company 3のスキップ・キンボル氏がグレーディング
- 「マードック・ミステリー 〜刑事マードックの捜査ファイル〜」:マイケル・ドブロスキー氏がグレーディング
- 「ミズ・マーベル」:Marvel Studios Finishingのマット・ワトソン氏がグレーディング
- 「NCIS Season 20(原題)」、「NCIS:ハワイ」:Picture Shopのジョージ・ディレイニー氏がグレーディング
- 「NCIS:LA~極秘潜入捜査班」 DigitalFilm Treeのトーマス・ゲイロン氏がグレーディング
- 「Our Kind of People(原題)」、「Rap Sh!t(原題)」、「With Love(原題)」:Arsenal FX Colorのロリー・ゴードン氏がグレーディング
- 「Reginald The Vampire(原題)」:エディターのリサ・ビンクレー氏がリモートポスト作業にBlackmagic eGPUを使用
- 「Saturday Night Live」:収録映像をナウシオ・パウロス氏がグレーディング
- 「ステーション19」:Picture Shop のロイ・ヴァシフ氏がグレーディング
- 「S.W.A.T.(原題)」:Company 3のシギー・フェストル氏がグレーディング
- 「Tell Me Lies(原題)」:Picture Shopのマーク・クーパー氏がグレーディング
- 「The Endgame(原題)」:Arsenal FX Colorエイデン・スタンフォード氏がグレーディング
- 「グッド・ファイト」:Picture Shopのスティーブン・ボドナー氏がグレーディング
- 「The Next Thing You Eat(原題)」:Light Ironのスコット・クライン氏がグレーディング
- 「The Rookie(原題)」 Company 3のデイヴ・ハッシー氏がグレーディング
- 「ザ・シンプソンズ」:Picture Shopのジェイソン・ファブロ氏がグレーディング
- 「Walker(原題)」: Picture Shopのトニー・ディアモーレ氏がグレーディング
- 「イエローストーン」:Company 3のボブ・フェスタ氏がグレーディング
- 「ヤング・シェルドン」:Picture Shopのジョージ・マノ氏がグレーディング
プロダクションにBlackmagic Design製品を使用している2022年秋季シリーズの一部
- 「The Goldbergs(原題)」:DITのケヴィン・ミルズ氏が、Smart Videohub 16×16ルーター、Smart Videohub CleanSwitch 12×12、SmartView Duoモニター、DaVinci Resolve、DeckLink Mini Monitor再生カード、DeckLink Mini Recorderキャプチャーカード、各種Mini Converter、 Blackmagic MultiView 4 HDを使用
- 「All American(原題)」:DITのアーバン・オルソン氏が、Smart Videohub 20×20、DeckLink Duo 2、DeckLink 4K Extreme 12G、UltraStudio HD Miniキャプチャー・再生デバイス、UltraStudio 4K、Multiview 4、Micro Converter SDI to HDMI 12G、DaVinci Resolve Studioを使用
- 「ゴシップガール」:DITのクロエ・ウォーカー氏が、Smart Videohub 20×20とUltraStudio Expressを使用 アン・ライス(Anne Rice)作「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」:DITのイマニュエル・スミス(Imanuel Smith)氏が、DaVinci Resolve StudioとUltraStudio 4K Miniを使用
- 「Kung Fu(原題)」:DITのジョナサン・イプ氏が、Smart Videohub 20×20、Smart Videohub Master Control Panel、Videohub Smart Control Pro、MultiView 4、DeckLink 8K Pro、DeckLink Duo 2、Micro Converter BiDirectional SDI/HDMI 12G、Mini Converter SDI Distribution 4K、SmartView Duo 4K、DaVinci Resolveを使用
- 「ラ・ブレア」:DITのリース・フレミング氏が、Smart Videohubs、DaVinci Resolve、Video Assist 5" 12G HDRモニター/レコーダー、Blackmagic MultiDockを使用
- 「Life By Ella」:撮影監督のスティーブ・ゲイナー氏が、オンセット・カラーコレクションにDaVinci Resolveを使用
- 「マザーランド」、「9-1-1:Lone Star(原題)」:DITのマイケル・サンチェス(Michael Sanchez)氏が、UltraStudio 4KとSmart Videohub 20×20を使用
- 「Reasonable Doubt(原題)」:DITのロブ・ロジャース氏が、各種ATEMライブプロダクションスイッチャーを使用
- 「Station 19(原題)」:DITのジョン・レイズ氏が、オンセット・カラーコレクションにDaVinci Resolve Studioを使用
- 「ウェディング・シーズン」:DITのカー・ロイ氏が、 DaVinci Resolve StudioとDeckLink Mini Monitor 4Kを使用
- 「Wellington Paranormal(原題)」:DITのアレックス・ボイド氏が、UltraStudio Mini MonitorとMini Converter SDI to Audioを使用