Blender Foundationは、「Blender 3.4」を発表した。また、「Blender 3.3 LTS」の最新の長期サポートリリースも更新され、「Blender 3.3.2 LTS」となった。
Blender 3.4では、IntelのOpen Path Guiding Libraryを統合し、CyclesのCPUでのパスガイドのサポートが追加された。
スカルプト/ペイントモードのオートマスキングツールが3Dビューポートからアクセスできるようになり、キャビティ、ビュー、エリアベースのオートマスキングに対応した。UVエディタには、既存のツールに加え、UV回転の調整、アイランドのランダム化、非均一グリッドのサポートなどの新しいオペレータがいくつか追加された。
ジオメトリノードが3Dビューポートにオーバーレイ表示されるようになり、ノードツリーの一部のデバッグとテストが簡単に行えるようになる。メッシュやカーブデータの取得、UVサーフェスのサンプル、ノードグループアセットが追加メニューに表示されるようになるなど、多くの新しいノードが追加された。
その他、新しいグリースペンシルのアウトラインモディファイアとより良いフィルツール、.mtlファイルのPBR拡張のサポート、アニメーションエディタ、パフォーマンスの大幅なスピードアップなどが改善された。
新機能の詳細は、リリースノートから確認できる。
また、「Blender 3.3 LTS」の最新の長期サポートリリースも更新され、「Blender 3.3.2 LTS」となった。詳細とダウンロードはBlenderのLong-term Supportページから。