Magewell、「Pro Convert Audio DX」発表。Dante対応マルチフォーマットIPオーディオコンバーターとキャプチャーデバイス

Magewellは、エンコーダー、デコーダー、およびキャプチャーデバイスの新製品「Pro Convert Audio DX」を発表した。第1四半期後半に出荷予定。

AudinateのDanteオーディオネットワークに統合サポートする同社初のソリューションで、Dante、NDI、SRTトランスポート技術間のオーディオを簡単に変換する。それだけではなく、アナログオーディオ、ソフトウェア、IPネットワークをシームレスにつなぐという。

同社は、2023年1月31日から2月3日までバルセロナで開催される展示会「ISE 2023「」（ブース番号5H200）において、先日発表されたUltra Encode AIOアドバンスト・ストリーミング・エンコーダや現在出荷中のUSB Fusionマルチインプット・キャプチャ&ミキシング・デバイスなど他の新しいMagewellイノベーションのデモとともに、Pro Convert Audio DXを紹介する予定だという。

Danteは、IPネットワーク上でオーディオを伝送するためのデファクトスタンダードとなっており、数百のメーカーから3000を超えるDante対応製品が販売されている。Pro Convert Audio DXは、ユニキャストまたはマルチキャストのDante「フロー」（オーディオストリーム）で、最大8チャンネルのオーディオを送受信できる。また、Danteに加えて、一般的なNDI media-over-IP技術による非圧縮オーディオや、低遅延SRTプロトコルによる圧縮AACオーディオにも対応している。

Pro Convert Audio DXは、Dante、NDI、およびSRT間の変換を可能にすることで、さまざまな規格やフォーマットをサポートする製品を組み合わせ、混合技術によるローカルおよびリモート制作ワークフローを可能にするとしている。

また、アナログオーディオをIPネットワークへの「入り口」として、Dante、NDI、またはSRTストリームにエンコードしたり、アナログ出力用にこれらのフォーマットやプロトコルのいずれかでIPオーディオストリームをデコードしたりすることもできるという。

Pro Convert Audio DXは、専用ハードウェアソリューションの高い信頼性、低いメンテナンス要件、確実なパフォーマンス、コンパクトなサイズを提供し、ノートパソコンやデスクトップパソコンにUSBで接続すれば、オーディオキャプチャデバイスとしても使用できる。UAC（USB Audio Class）に対応しているため、プラグアンドプレイで簡単に使用でき、一般的なビデオ会議、ストリーミング、制作ソフトウェアとすぐに互換性を持てるという。

Pro Convert Audio DXは、専用ハードウェアソリューションの高い信頼性、低いメンテナンス要件、確実なパフォーマンス、コンパクトなサイズを提供し、ラップトップやデスクトップコンピューターにUSBで接続すれば、オーディオキャプチャデバイスとしても使用可能。UAC（USB Audio Class）に対応しているため、プラグアンドプレイで簡単に使用でき、一般的なビデオ会議、ストリーミング、制作ソフトウェアとすぐに互換性を持つことができる。

AudinateのCMOであるJoshua Rush氏は、次のようにコメントしている。

Pro Convert Audio DXのブラウザーベースのインターフェースに搭載された柔軟なバーチャルオーディオマトリックスにより、アナログまたはIPベースの入力チャンネルを任意のアナログ、IP、UAC出力にルーティングまたはミックスすることが可能。複数のPro Convert Audio DXは、マルチデバイス管理ソフトウェア「Magewell Cloud」を通じて一元的な設定・制御が可能だとしている。

MagewellのプロダクトマネージャーWill Chen氏は、次のようにコメントしている。