ジャパンマテリアル株式会社は、同社ブランドJMW(JAPAN MATERIAL WIRE)の新製品「8K対応HDMI光ケーブル」を発売する。長さは5~20mの全4種を展開し、希望小売価格はオープン、市場想定価格は2万5,000円~5万円前後。
8K対応HDMI光ケーブルは、48Gbpsの高速伝送に対応しており、8K(7680×4320/60Hz)・4K(3840×2160/120Hz)の高解像度をサポートする。もちろんHDMI2.1規格準拠デバイスの接続にも対応し、従来のHDMI機器でも使用できる。
HDMIの電気信号を光に変換して伝送することで、電気信号の減衰による信号劣化を防ぐ。さらに長距離伝送、超高速伝送において要となるTMDSチャネルに、光の損失が小さい石英ガラスの光ファイバーを採用。TMDSチャネルは石英ファイバー、それ以外は銅線という”ハイブリッド構造”にすることでコストを抑え、安定した超高速伝送を実現したという。
また、省電力IC搭載により、接続するソース機器や表示機器のHDMI端子からの供給電源のみで稼働可能で外部電源は不要だとしている。