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EOS R50(ホワイト/ブラック)RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM 装着時

キヤノンは、カメラ初心者でも簡単・便利に静止画・動画撮影を楽しめるAPS-Cサイズミラーレスカメラ「EOS R50」と、小型・軽量のAPS-Cサイズカメラ用望遠ズームレンズ「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」を2023年3月下旬に発売する。希望小売価格はオープン。ラインアップと市場想定価格は以下の通り。

  • EOS R50・ボディー:税込111,100 円
  • EOS R50・RF-S18-45 IS STM レンズキット:税込126,500円
  • EOS R50・ダブルズームキット:税込156,200円
  • RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM:税込60,500円

EOS R50は、EOS Rシリーズ最小・最軽量となる小型・軽量ボディーに「EOS Rシステム」の高い撮影性能や便利な通信機能を凝縮したミラーレスカメラ。EOS RシリーズのAPS-Cサイズカメラ用望遠ズームレンズ「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」とともにEOS R システムのラインアップを拡充することで、幅広いユーザーのニーズに応えるとしている。

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EOS R50の主な特長

カメラまかせで簡単・キレイな写真が撮れる静止画撮影機能

有効画素数最大約2420万画素APS-CサイズCMOSセンサーと、映像エンジン「DIGIC X」により、高画質を実現。静止画撮影時には常用で最高ISO32000の高感度撮影が可能だという。

カメラ初心者でもシーンに適した撮影が簡単にできる全自動モード「シーンインテリジェントオート」の機能がさらに充実し、撮影が難しい逆光や夜景などのシーンでも、カメラまかせでより豊かな写真表現が可能な「アドバンス A+」を搭載。カメラが自動でシーンを判別し、複数枚の画像を連続撮影して自動で合成する。逆光や明暗差の大きいシーンでは、暗部の階調性を向上させながら、白とびも軽減したダイナミックレンジの広い画像を撮影可能だという。

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また、夜景撮影では、白とびや黒つぶれを軽減しながら、ネオンなどの鮮やかな色味をなめらかに再現。さらに、マクロ撮影では、手前から奥までピントが合った被写界深度が深い画像を撮影できる。

1回の撮影で明るさや色合いの異なる3枚の画像を自動で記録でき、画づくりの違いを楽しむことができる「クリエイティブ ブラケット」を新たに搭載している。自動で記録された画像の中から好みの画像を見つけることや、好みの画像の設定を確認して次回の撮影時の参考にすることができ、ユーザーの撮影技術のステップアップをサポートする。

「デュアルピクセル CMOS AF II」により、広範囲で追従性に優れた高速・高精度なAFを実現。ディープラーニング技術を活用したアルゴリズム「EOS iTR AF X」により、優れた被写体検出性能とトラッキング性能を発揮する。上位機種である「EOS R10」の被写体検出技術を継承し、人物の瞳・顔・頭部・胴体、動物(犬・猫・鳥)の瞳・顔・全身、乗り物(モータースポーツにおける車・バイク)の全体・スポット検出に対応。

被写体の検出対象をメニューで切り替えることなく、カメラが自動で被写体を選択する「自動」設定を搭載。より手軽に被写体検出機能を活用することが可能だ。

さらに、電子シャッターによる撮影時は、AF/AE追従で最高約15コマ/秒、電子先幕による撮影時は、AF/AE追従で最高約12コマ/秒の高速連写を実現するなど、本格的な静止画撮影にも対応している。

「流し撮りモード」において、被写体の動きに合わせてカメラを動かした際に、被写体の動きとカメラの動きのズレ量を色と線の数で表示する「被写体ブレガイド」機能を搭載している。

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Vlogなどの多様なニーズに対応する便利な動画撮影機能

クロップなしの6Kオーバーサンプリングによる高画質な4K動画撮影を実現したほか、クロップなしのフルHD/120Pハイフレームレート動画撮影に対応。

さらに、商品の魅力などを紹介するレビュー動画を快適に撮影することができる「レビュー用動画」に対応する。カメラから一番近い被写体にピントを素早く切り替えることができ、カメラを固定して自撮り動画などを快適に撮影できる。

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手持ち撮影時の手ブレを補正して、より自然なVlog撮影などが可能な「手ブレ補正動画」など、多様なニーズに対応する便利な動画撮影機能を搭載している。

動画電子ISがデフォルトで「手ブレ補正:強」に設定され、カメラが不安定になりがちな、手持ち撮影時の手ブレを補正する。動画電子ISにより、レンズ内ISを搭載していないレンズであっても手ブレを抑えた安定した動画撮影を実現。さらに、レンズ内ISを搭載したRFレンズ装着時は、動画電子ISとレンズ内ISの協調制御によってブレをより効果的に軽減するとしている。

動画撮影時においても、「デュアルピクセル CMOS AF II」によるAF撮影が可能。「EOS iTR AF X」による被写体検出機能を生かし、動き回る被写体にも広い範囲で粘り強くピントを合わせ続け、撮影をサポートする。

水平の傾きを自動で補正する、「自動水平補正」を搭載。ハイアングル・ローアングルなどでカメラを水平に保つのが難しいときに効果的だという。

静止画を撮影するだけで、静止画と同時に、撮影直前の約2~4秒のシーンが動画として記録され、1日をまとめた短編動画(ダイジェスト動画)が自動記録される「プラスムービーオート」に対応している。

画面上に、動画撮影中であることを示す赤い枠を強調して表示することが可能で、撮影ができているかを容易に確認できる。

小型・軽量ボディーと充実の通信機能・拡張性

上位機種「EOS R10」に迫る高画質・高性能を達成しながら、大きさ約116.3mm(幅)×85.5mm(高さ)×68.8mm(奥行き)、質量約375g(ブラック)/約376g(ホワイト)のEOS Rシリーズ最小・最軽量を実現した。

多彩な機能を分かりやすいビジュアルで解説する撮影モードガイドや、直感的な操作・設定が可能なタッチパネルを搭載。スマホなどの携帯端末へのWi-Fi/Bluetoothによる接続が可能で、デジタル端子(USB)による携帯端末との有線接続にも対応する。

UVC(USB Video Class)/UAC(USB Audio Class)に対応し、ウェブカメラとして使用可能。ストリーミング配信やリモート会議で、高画質な映像やレンズのボケ味を生かした映像の配信を実現。

カメラからキヤノンのクラウドサービス「image.canon」への画像自動転送に対応する。「image.canon」では、「Google Photos」や「Frame.io」などのウェブサービスへデータを転送でき、撮影した静止画や動画を手軽にバックアップし、編集することが可能だ。

RF-S55-210mm F5-7.1 IS STMの主な特長

35mm判換算で約88-336mm相当の焦点距離をカバーする望遠ズームレンズ「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」

35mm 判換算で約88-336mm相当の望遠域をカバーしながら、全長約92.9mm、質量約270gの小型・軽量を実現している。圧縮効果など望遠レンズならではの写真表現を楽しむことが可能。2枚の「UD レンズ」、1枚の「非球面レンズ」を含む8群11枚のレンズ光学設計により、画質劣化の原因となる諸収差を低減し、高画質を可能にする。

EOS R シリーズのAPS-C サイズカメラに加え、EOS R シリーズのフルサイズカメラにも装着でき、それぞれのカメラを併用する場合など、レンズを有効活用することが可能だとしている。

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レンズ内手ブレ補正により4.5段、ボディー内手ブレ補正との協調制御により7.0段の手ブレ補正効果

レンズ内光学式手ブレ補正機構により4.5 段の手ブレ補正効果を実現。EOS R50などのボディー内手ブレ補正機構を搭載していないカメラとの組み合わせでも高い手ブレ補正効果を発揮する。ボディー内手ブレ補正機構を搭載したカメラとの協調制御により7.0段の手ブレ補正効果を実現する。

最大撮影倍率0.28倍の近接撮影や、快適な動画撮影を実現

最短撮影距離 0.73m、最大撮影倍率0.28倍を実現し、ディテールに迫る近接撮影が可能。リードスクリュータイプのステッピング モーター(STM)の搭載により、動画撮影時にも自然でなめらかなAFが手持ち撮影でも手ブレを抑えることができる。VlogやSNSなどで需要の高まる動画撮影ニーズに対応する。さらに、動画撮影中のフォーカス操作によって生じる画角変動を、カメラで電子的に補正する「フォーカスブリージング補正」に対応する。