簡拍株式会社は、クリエイター向けビジュアルマクロキーボード「Ulanzi D200X Creative Deck」を2026年4月17日より発売した。希望小売価格は税込17,999円。

Ulanzi D200シリーズの次世代モデルとなるD200X Creative Deckは、ハードウェア拡張性、操作精度、ソフトウェアエコシステムのすべてにおいて進化を遂げた。デスクの補助ツールからコマンドデッキへとアップグレードし、映像編集、写真調整、ライブ配信、スマートオフィス、スマートホーム制御まで、あらゆるクリエイティブシーンをこの一台でカバーする。

多次元ハードウェア操作による精度と効率の両立

従来のボタン式コントロールデバイスと比較して、D200X Creative Deckの優位性はキーの可視化にある。14個のカスタマイズ可能なLCDキー、3つのエンコーダーノブ、2つの物理ページ切り替えキーを搭載し、従来のショートカット操作の限界を突破した。クリエイターの意図通りにカスタマイズできる操作パネルと、物理操作感を提供する。

14個の高視認性LCDキーは多キー構成により、カスタマイズの自由度を向上させた。シーンごとに専用のコマンドを割り当て、ワンタッチで実行が可能だ。メニューを探す手間を省き、作業効率を向上させる。

3つのエンコーダーノブは、ライブ配信の音声/映像調整、撮影用ライティング制御、ポストプロダクションのパラメーター微調整など、精密な操作が求められるシーンに対応する。また、2つのページ切り替えキーはデフォルトのページ送り機能に加え、カスタム割り当ても可能で、合計42以上の機能にアクセスが可能だ。

8in1全機能ドッキングステーションの搭載

D200X Creative Deckは、給電、高速データ転送、4K映像出力、オーディオ入出力を1台に集約した、高性能な8-in-1ドッキングステーション機能を内蔵している。複数のハブや変換アダプターを統合することで、デスク周りの配線を整理する。マルチデバイスを使用するクリエイターのハブとして、映像/音声の精密な調整や写真のカラーグレーディング、デュアルモニター環境での制作作業において威力を発揮する。

搭載ポートの詳細は以下の通りだ。USB3.2データポートはUSB-A×2、USB-C×1(10Gbps)を備える。PD入力ポートはPD3.0最大100W入力に対応。HDMIは4K/60Hz映像出力が可能でデュアルスクリーンに対応する。SD/TFデュアルカードスロットはSD/TF3.0規格で最大108MB/s転送を実現する。3.5mmオーディオはマイク入力とヘッドホン出力のデュアルチャンネルに対応する。

無料プラグインマーケットと全シーン対応ソフトウェア

本製品は使用上の制限を排除している。AdobeやDaVinci Resolveなどの正規ライセンスに依存せず、サードパーティの有料サブスクリプションも不要だ。すべてのプリセットやプラグインを無料で利用できるため、導入コストと利用ハードルを抑えている。

専用のアプリケーションマーケットには、豊富なプラグイン、プリセット、アイコンライブラリが用意されている。動画編集、画像加工、ライブ配信、オーディオ制作から日常のPCワークまで網羅する。アプリのウィンドウを切り替えることなく、タイムラインの移動、色調の微調整、配信のシーン切り替え、音量コントロールなどを手元で完結でき、シームレスなワークフローを実現する。

対応ソフトウェアには、CapCut、DaVinci Resolve、Final Cut Pro、Adobe Premiere Proなどの動画編集ソフトや、Photoshop、Lightroom Classicなどの写真調整ソフトが含まれる。また、Meld Studio、Streamer.bot、OBS-web、Twitchatなどのライブ配信ソフト、Home Assistant、Philips Hue、IFTTTなどのスマートホームシステムにも対応する。同社Webページよりダウンロード可能だ。

Ulanzi Studioエコシステムによる制作効率の向上

D200X Creative DeckはUlanzi Studio 3.0と統合されており、複数のUlanziハードウェアアクセサリーと連携する。クリエイターは一つのインターフェースからソフトウェアとハードウェアの両方を同時に制御でき、操作効率を向上させる。

Ulanzi撮影用ライトと組み合わせたワンタッチ照明セットアップや、Philips Hue、Goveeなどの複数ブランドのスマートホームシステムとの連携に対応する。Ulanzi Studioはプラグインとプリセットコンテンツを継続的にアップデートし、変化するニーズに柔軟に対応する環境を提供する。

また、サードパーティ向けの開発支援体制も整えている。世界中のデベロッパーがUlanzi Studioに参加し、アプリケーションのエコシステムを拡大させることを歓迎している。別売りのワイヤレスダイヤル「Ulanzi Dial」と組み合わせることで、Bluetooth接続による高精度な振動フィードバックを活用した高度な制作環境の構築も可能だ。