ライカカメラ社は、フルサイズミラーレスカメラ「ライカSLシステム」の新製品「ライカ ズミクロンSL f2/35mm ASPH.」「ライカ ズミクロンSL f2/50mm ASPH.」の新レンズ2製品を2023年3月に発売する。合わせて、「ライカSL2」「ライカSL2-S」と各新レンズのいずれかがセットになった計4種のセットも2023年2月18日に発売する。レンズ2製品およびセット4製品は2023年2月9日より受注している。ライカオンラインストアでの販売価格は以下の通り。
■レンズ
- ライカ ズミクロンSL f2/35mm ASPH.:税込330,000円
- ライカ ズミクロンSL f2/50mm ASPH.:税込286,000円
■セット
- ライカSL2&ズミクロンSL f2/35mm ASPH.セット:税込1,188,000円
- ライカSL2&ズミクロンSL f2/50mm ASPH.セット:税込1,144,000円
- ライカSL2-S&ズミクロンSL f2/35mm ASPH.セット:税込924,000円
- ライカSL2-S&ズミクロンSL f2/50mm ASPH.セット:税込880,000円
新レンズは、きわめて軽量・コンパクトなデザインが特長。開放絞り値はf2と明るく、「ズミクロン」シリーズ特有の浅い被写界深度を生かした印象的な描写が可能だとしている。そのため、非常に使い勝手がよく、通常の撮影はもちろん旅行など特別なシーンにも最適だという。
フォーカスリングにはリニア制御を採用。スピーディーかつスムーズで高精度なピント合わせができる。静止画撮影時に快適にピント合わせができるほか、静音性が求められる動画撮影でも重宝するとしている。
ライカ ズミクロンSL f2/35mm ASPH.は、風景撮影からストリート撮影、ルポルタージュまで、幅広い用途で使用可能。また、わずか0.25mの最短撮影距離を生かして表現の新たな可能性も追求できるという。ライカ ズミクロンSL f2/50mm ASPH.もオールマイティなレンズで、特に旅行やイベント、ポートレートでその特長を発揮する。
いずれのレンズも軽量・コンパクトで汎用性が高いレンズとしてLマウント製品のラインナップを拡充する。Lマウントカメラと組み合わせても"Made by Leica"らしい高クオリティの静止画と動画が撮影できる。光学系に非球面レンズを採用し、コンパクトなデザインを維持しながらも優れた描写性能を実現するとしている。