株式会社焦点工房は、同社が取り扱うTECHART社製の電子マウントアダプター「TZM-02」を発売した。メーカー希望小売価格は税込65,000円。

TZM-02は、ライカMマウントレンズをニコンZマウントのカメラでAF動作させる電子マウントアダプター。AF駆動用モーターを搭載し、レンズ側のマウント面を自動で前後に動かしてピントを合わせる。

前モデル(TZM-01)の改良版となる本製品は、モーターを4つ搭載したことで、耐久性が向上し、AFの動作音を低減。アダプター底部にあったモーター格納用の膨らみもなくなり、カメラケースと干渉しにくいスマートなデザインになった。そのほかの特長は以下の通り。

特長

(以下、リリーズ記事より転載)

  • ボディの設計と加工方法を改善することで、より高い剛性と小型化を実現
  • AF-S、AF-C、動画AF(AF-F含む)に対応
  • 瞳AFや顔検出AF、各種被写体検出AFに対応
  • レンズの最短撮影距離を短縮(可動部分の繰り出し量:約4.5mm)
  • USB DOCKからファームウェアアップデートが可能
  • 設定した焦点距離(20種)を、Exifデータに記録可能(レンズの焦点距離が変わる度に設定が必要)
  • アダプター内部の植毛加工により内面反射を抑制
  • 別売りのマウントアダプターを組み合わせることで、M42/ニコンF/ヤシカコンタックスなどのMFレンズのAF化が可能

仕様

型番 TZM-02
対応レンズマウント ライカM
対応カメラマウント ニコンZ
サイズ 約Φ68mm×19.5mm(突起部除く)
質量 約155g

TECHART 電子マウントアダプター TZM-02