Simmod Lensは、同社のレンズ交換用マウント、ギア、リングを取り付ける資格を持つレンズコンバージョンスペシャリストの新しいグローバルネットワークを発表した。
同ネットワークは、ユーザーに同社のコンバージョンをフルサービスで提供するオプションのために設立された。ユーザーはロサンゼルスのDuclos lenses、ニュージャージー州のDu-All Camera、イギリスのOptical Support、フランスのParis Optical Centre、ギリシャのAreia Media、アラブ首長国連邦の UAE Vintage Photo、オーストラリアのSTC Lensesに、同社のコンバージョンを依頼できる。
高品質のサービスを提供するために、各専門会社は部品を直接注文することができ、同社と直接知識やアイデアの交換ができる。コンバージョンだけでなく、レンズを最適な状態に保つためのレンズクリーニングやサービスも提供する。各社とも独自の取引条件を設けているため、価格や納期については各社に直接問い合わせが必要。
同社は、DIY改造とレンズアクセサリー市場の製造と新製品開発のみに集中するため、2023年初めに自社のSimmoddingサービスを終了した。同社の理念は常に、ユーザーが自分でレンズを改造するための知識と自信を提供することだという。同社のすべてのコンバージョンパーツは、できるだけ簡単に取り付けられるように設計されており、ユーザーをガイドするために多くの説明動画が用意されている。しかし、同社はDIYでのレンズコンバージョンがすべてのユーザーに適しているわけではないことを認識しており、同社が期待する基準でコンバージョン作業を行うためのネットワークの確立にいたったという。
Simmod Lensのコンバージョンとは?
同社のフルコンバージョンキットは、既存のレンズマウントを耐久性のある精密な真鍮製のマウントに置き換えることを特徴としている。同社のコンバージョンに人気のあるビンテージレンズは、ライカR、キヤノンFD、オリンパスOM、ニコンF、M42、Mamiyasだという。SIMple Fitフォローフォーカスギア、80mmまたは85mm外径のフロントシネリング、シネレンズキャップが装着される。
コンバージョンの結果、素晴らしい感触を得ることができ、プロフェッショナルなプロダクションでの使用が可能になるという。FDレンズの場合、ユーザーは、より正確なデクリックアイリスコントロールを行うために、再設計されたEdmika Dampened Controlled Gear(DCG)絞りリングを装着することもできる。