パナソニック コネクトは、2023年4月15日から4月19日にアメリカ・ラスベガスで開催される「NAB SHOW 2023」に出展する(ブース番号C3308)。
ブースでは、4つのエリアで最新の映像技術と新製品ラインアップを用いたソリューションを展示し、デモンストレーションを予定しているという。
ST 2110 Production Ecosystem
業務効率化とクリエーターの創造性を支援するIP映像制作ワークフローを実演。IT/IPプラットフォームKAIROSをコアに、リモートカメラ、スタジオカメラをST 2110で接続したIPベースのシステムを展示する。また、各カメラはロボティクスシステムと連携し、効率的でダイナミックなカメラワークを実現するソリューションを提案する。
KAIROS Deep Dive
ライブ映像制作のIT/IPプラットフォームKAIROSのハンズオンデモを行う。新機能のタッチコントロールパネルSWオプション(ソフトウェアキー)「AT-SFTC10G」を紹介する。オペレーターの実演に加え、無限のレイヤー&シーン作成、Canvas機能などKAIROSの柔軟で多彩な機能を体感可能。また、クラウドを活用したリモートプロダクションを参考出展する。
PTZ Camera Systems Lineup
今年で発売15周年を迎えるパナソニックのリモートカメラ(海外での名称はPTZカメラ)、予算と用途に合わせて選べる多彩なラインナップを一同に展示。2023年3月に発売された新たなフラッグシップモデルの「AW-UE160W/K」に加えて、新製品となる4K60P撮影可能な屋外対応リモートカメラ「AW-UR100」やIP対応の新コンパクトライブスイッチャー「AV-HSW10」の体験が可能。
Connected Classroom
教室での講義収録やオンライン授業の映像制作を効率化するソリューションを展示。リモートカメラの自動追尾やマイク連動プリセット制御などを用いた映像制作の自動化による、オペレーション簡略化、省力化を提案するという。
リモートカメラの自動追尾に関しては、ディープラーニングによる人体検出をすることで被写体が複数人いる状況でも高い認識精度を誇るPCベースの自動追尾ソフトウェアに加えて、簡単にシステムアップが可能なカメラ内蔵自動追尾機能を新たに展示するという。
これらのソリューションは、高画質の4K映像、複雑で高度な映像表現、さらにIPによるリモート化、ロボティクスによる自動化など制作・配信業務の効率化を求める業界のニーズに対応するものとしている。
■今回展示される新製品・新技術
- メインフレーム(Kairos Core 200) AT-KC200T
AT-KC200T:性能・機能向上を実現した新しいKAIROSミドルレンジ(2023年6月発売予定) - タッチコントロールパネルソフトウェア AT-SFTC10G
タッチパネルモニターに表示したマルチビュー画面をタッチして、スイッチング、マクロ、シーン選択、クリップ再生などの操作が可能(2023年6月発売予定) - 4Kインテグレーテッドカメラ AW-UE160W/K
スタジオカメラに匹敵する高感度F14/2,000lxで撮影可能なST 2110対応の次世代フラッグシップリモートカメラ(2023年3月発売) - 4Kスタジオカメラ AK-PLV100GSJ
PLレンズマウント採用、5.7Kスーパー35mmセンサーを搭載したST 2110対応の4Kスタジオカメラ(2023年3月発売、海外限定モデル) - 屋外対応4Kインテグレーテッドカメラ AW-UR100
4K60P対応で高精度な映像撮影を実現、豊富なインターフェイスによる柔軟なシステム構築を可能にする屋外対応リモートカメラ(2023年度第2四半期発売予定) - コンパクトライブスイッチャー AV-HSW10
大学の講義や企業のウェビナー、ライブイベントなどで、高品位な映像配信を円滑に行える小型のIP対応スイッチャー(2023年度第3四半期発売予定) - リモートカメラ内蔵自動追尾機能
リモートカメラAW-UE40W/K, AW-UE50W/K, AW-UE80W/Kでシンプルなシステムで簡易に自動追尾ソリューションが構築できるカメラ内蔵自動追尾が可能(2023年内提供予定)