YoloLivは、YoloBox Miniアップデートv1.4.0をリリースした。新機能は以下の通り。
ネットワークボンディング
Wi-Fi、4G、Ethernetの3つの接続がすべてボンディング可能となった。
現在、北米(アメリカ)、東アジア(日本、韓国)、ヨーロッパ(フランクフルト)、東南アジア(タイ、シンガポール)にサーバーが設置。その他の地域でも同機能にアクセスすることは可能だが、その効果については保証外のため注意が必要。
※ネットワークボンディングは現在ベータ版で、無料で使用可能。正式版で詳細が決まれば有料となる(ボンディングサービスを追加することで費用が発生)。
YoloBox Miniでネットワークボンディングを利用する方法とは?
「アカウントと設定」>「ネットワーク設定」>「ネットワークアグリゲーション」で、同オプションを有効にすることで、すべてのネットワークがボンディング可能。Ethernetが初回でうまくいかない場合は、ケーブルを抜いて挿し込むことを推奨。
ビデオクロップ
ビデオクロップでは、16:9、9:16、およびカスタマイズされたアスペクト比を含む新しいビデオソースとしてビデオを好きなようにクロップする機能が追加。元のビデオをクロップしたビデオに置き換えるか、新しいビデオとして保存が可能。
YoloBox Miniでビデオクロップを活用する方法とは?
ビデオソースの右上にある小さな歯車のアイコンをクリックし、クロップページに移動して、お好みでの編集が可能。アスペクト比(16:9、9:16、カスタマイズ)、スケール、画面に合わせるなど、切り取った動画をカスタマイズするためのオプションがいくつか用意されている。
ビデオ/インスタントリプレイ
インスタントリプレイの威力で、スポーツのライブ演出を強化可能。「YoloBox Mini Video Replay」では、オペレーターは、カメラアングルや再生速度をリアルタイムでコントロールしながら、アクションを確認し、ゲームの任意のポイントにジャンプバックが可能。
ビデオ/インスタントリプレイ機能を活用する際の注意点は以下の通り。
- 同機能を有効にする前に、必ず「設定」タブ>「リプレイ設定」>「ビデオリプレイの設定」を行うことを推奨
- リプレイ動画の再生時間の選択が可能
- 再生映像の速度を設定(0.25倍速から2.0倍速まで)
- リプレイ映像の音声を調整
- リプレイ中は他のオーディオソースについてミュートを選択
- プログラムでリプレイオーバーレイの表示を選択
その他の新機能
- オーバーレイへの名前の設定
- オーバーレイをビデオソースでロックが可能
- すべてのプラットフォームからのコメントを閲覧できるタブの追加
- マルチビューの背景となる動画・GIFの追加
- すべてのマルチビューでボーダーとカラーの設定が可能に
- ローカルビデオを再生完了時に最後のフレームでループまたは停止が可能
- ライブ配信を終了する際、ビデオソース、マルチビューを含むすべての設定を保存
- ゲスト招待機能の最適化(ゲスト名の設定、切り替え時の映像品質向上)