JVC、NABでプロダクションワークフロー向けの新ソリューション発表メイン写真

JVCケンウッド・USAコーポレーションの一部門であるJVCプロフェッショナルビデオは、NAB Show 2023(ブースC4218)において、礼拝堂、大学スポーツ放送局、ローカルニュース局などの小規模制作チーム向けの新しいエントリレベルのソリューションを発表した。

このうち、新製品のCONNECTED CAM PTZジョイスティックコントローラー「RM-LP5G」は、JVC PTZカメラ2台とバンドルして販売される。また、CONNECTED CAM6入力ハードウェアスイッチャー「KM-HD6」、CONNECTED CAM vMixスタジオスイッチャー「KM-IP8」または「KM-IP8S4」、CONNECTED CAM vMixコントロールサーフェイス「RM-LP350G」も発表した。

CONNECTED CAMコンパクトジョイスティックPTZコントローラー「RM-LP5G」は、2軸ジョイスティックとズームブリッジを搭載し、最大5台のPTZカメラの管理が可能。このコンパクトなソリューションは、IP、RS422、RS232を介してVISCA、UDP、PELCO P/D制御プロトコルをサポートしている。また、4色のLEDマルチスクリーンディスプレイを搭載しており、設定や操作が簡単に行える。このコントローラーは、2台以上のJVC PTZカメラとのバンドルパッケージとしてのみ提供され、ネットワークレベルの制作物を提供したい小規模市場の組織には最適としている。

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CONNECTED CAM PTZジョイスティックコントローラー「RM-LP5G」

CONNECTED CAM 6入力スイッチャー「KM-HD6」は、4つのSDIと2つのHDMI入力を備え、USB Type-C出力により、YouTube、Facebook、Zoomなどのあらゆるプラットフォームへ音声を埋め込んだビデオをストリーミングすることが可能。さらに、3G/HD/SD-SDI×2、HDMI PGM(プログラム)×1、SDI AUX×1のほか、HDMIとSDIのマルチビュー出力も各1系統備えている。

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CONNECTED CAM 6入力ハードウェアスイッチャー「KM-HD6」

また、自動カット切り替え、ミックス、フェード、ワイプ効果、PiP/PoPウィンドウ、ライブタリー用GPIOインターフェースなど、多彩な制作オプションを備えている。さらに、オーディオミキサーは、3.5mmおよびRCAオーディオ入出力、USB Type-C HDMIおよびSDI内蔵オーディオを搭載している。

KM-HD6の代わりに、CONNECTED CAM vMix Studio Switcher「KM-IP8」または「KM-IP8S4」を選択することが可能。このスイッチャーは、Windows 11 Pro用のvMix 4Kライセンスソフトウェアを使用して最大8つのNDI入力をそれぞれ管理できる。また、KM-IP8S4は、4つの3G-SDI入力(双方向コネクター、ミニコネクター)を備えている。

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CONNECTED CAM vMixスタジオスイッチャー「KM-IP8」「KM-IP8S4」
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CONNECTED CAM vMixコントロールサーフェス「RM-LP350G」

JVCケンウッド・USAコーポレーションの副社長であるJoseph D’Amico氏は次のようにコメントしている。

放送品質のコンテンツに対する視聴者の期待が高まる中、あらゆる規模の組織が映像制作能力を拡張する必要性を認識しています。これらの手頃な価格の新しい制作ツールを追加することで、予算に余裕のあるスタジオ、会場、アリーナで、高品質でグラス・トゥー・グラスのワークフローソリューションが可能になります。これらの製品を提供することで、JVCがより多くのユーザーに、価格効果が高く、構成が簡単な機器とサポートを単一メーカーから提供できることを望んでいます。


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