アストロデザインは、8192×8192ピクセルのイメージセンサーを搭載した8K8Kマルチパーパスカメラ「AB-4838」と8K8KマルチパーパスカメラCCU「AC-4837」を2023年7月に発売する。
アストロデザインは2011年に同社初のカメラ製品となる4Kカメラ「AH-4410-A」、2013年には初の8Kカメラ製品として単板式スーパーハイビジョンカメラ「AH-4800」を発売。今回発表する「AB-4838」「AC-4837」は、8192×8192ピクセルという同社史上最も高い解像度となる動画カメラだという。
正方形のイメージセンサーを搭載することで、魚眼レンズのイメージサークルを効率的にカバーが可能。従来の16:9の解像度に対して垂直方向の情報をより広く捉えられるため、手前の構造物や背景を含めたより奥行き感のある映像を撮影することができるという。
また、センサーの駆動範囲を制限することにより、ハイフレームレートカメラとして8K4K 120Pや8K2K 240Pの映像撮影が可能。競馬場や陸上競技場など、動きの速い被写体を広範囲で撮影し、判定に使用することも可能としている。
