富士フイルムは、ミラーレスデジタルカメラ「X-H2」「X-T5」「X-T4」「X-T3」ファームウエアアップデートを公開した。同社Webサイトよりダウンロード可能。各機種のアップデート内容は下記の通り。
■X-H2 Ver.2.00からVer.2.01への変更内容
フォーカスモードをコンティニュアスAFにしてシャッターボタンを半押した際、被写体の明るさによってはEVFスルー画表示の露出が大きく変わる現象を修正した。
■X-T5 Ver.1.03からVer.1.04への変更内容
下記の特定条件下でフラッシュ撮影を行った場合、稀にフリーズする現象を修正した。
- フラッシュ発光:TTL発光
- 顔検出:ONで複数人の顔を検出する
- 露出補正:-2前後に調整する(ISO感度/絞り/シャッタースピードの設定で-2前後になるように調整する)
フォーカスモードをAF-Cにしてシャッターボタンを半押した際、被写体の明るさによってはEVFスルー画表示の露出が大きく変わる現象を修正した。
その他軽微な不具合を修正した。
■X-T4 Ver.1.71からVer.1.72への変更内容
下記レンズとの組合わせで、動画撮影中にマニュアルフォーカスリングを操作してもピント調整が行えない現象を修正した。
- FUJINON LENS XF14mm F2.8 R
- FUJINON LENS XF16mm F1.4 R WR
- FUJINON LENS XF23mm F1.4 R
■X-T3 Ver.4.51からVer.4.52への変更内容
下記レンズとの組合わせで、動画撮影中にマニュアルフォーカスリングを操作してもピント調整が行えない現象を修正した。
- FUJINON LENS XF14mm F2.8 R
- FUJINON LENS XF16mm F1.4 R WR
- FUJINON LENS XF23mm F1.4 R
下記の特定条件下でスマートフォン用アプリケーション(FUJIFILM Camera Remote)とWi-Fi接続し「ライブビュー撮影」を行った場合、撮影画面のAFエリアを変更するとライブビュー画面が黒画面になり、カメラがフリーズする現象を修正した。
- フォーカス設定>フォーカス点数切り替え:452点に設定
- フォーカスモード:AF-SまたはAF-C