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パナソニックは、LUMIX S5IIにおいて、動画撮影などの機能向上に対応したファームウェアDC-S5M2 Ver.2.0のダウンロードサービスを2023年6月13日より開始する。

また、上記機能などを搭載をした新製品「LUMIX S5IIX」を2023年6月22日に発売する。ラインアップは以下のとおり。希望小売価格はいずれもオープン。

  • DC-S5M2X(ボディ)
  • DC-S5M2XK(標準ズームレンズキット)
  • DC-S5M2XW(ダブルレンズキット)

内容

S5II ファームウェアVer.2.0 / S5IIXのプロフェッショナル動画性能

ATOMOS社製NINJA V+/NINJA V/ SHOGUN CONNECTおよびBlackmagic Design社製レコーダーBlackmagic Video Assist 12G HDRへのHDMI経由での動画RAWデータ出力に全モード対応する。

※DC-S5M2ファームウェアVer.2.0は、別売の専用アップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU2」を購入後、本体にアクティベートする必要がある。各モードの記録対応状況は、ATOMOS NINJA V+/NINJA V/SHOGUN CONNECTのバージョンによる。最新バージョンのBlackmagic Video Assist 12G HDRを使用すること

5.9K、4.1K、3.5Kの12bit動画RAWデータを、ATOMOS社製NINJA V+/ NINJA V/SHOGUN CONNECTおよび、Blackmagic Design社製レコーダーBlackmagic Video Assist 12G HDRにHDMI経由で出力可能。

ポストプロダクション時の編集やグレーディングに有効なApple ProRes RAW(ATOMOS社製レコーダー)やBlackmagic RAW (Blackmagic Design社製レコーダー)を記録できる。ポストプロダクションへの対応力を強化し、映像制作のワークフローを強力にサポートするという。

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動画RAWデータ出力時のビューアシスト対応

動画RAWデータ出力中に、DC-S5M2/S5M2Xのモニターやファインダーで映像を確認できる。V-Log撮影時に相当する映像を確認できるほか、「V-Logビューアシスト」機能を使用することで、プリセットのVlog_709のルックアップテーブルを適用した「LUTビューアシスト(モニター)」機能での映像確認が可能。

S5IIの静止画機能の追加

ライブビューコンポジット

DC-S5M2ファームウェアVer.2.0では、設定した露光時間ごとに画像を撮影し、明るく変化した部分を合成して1枚の写真として記録するライブビューコンポジットを追加する。露光時間が経過するたびに合成された画像が表示されるため、仕上がりを確認しながら撮影できる。

全体の明るさを抑えて撮影できるため、明るい夜景を背景にして、星の光跡や時間差で上がる花火を1枚の写真として撮影するときに便利だという。