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株式会社サイトロンジャパンは、光害カットフィルターの効果とソフトフィルターの効果を1枚で得ることができる星景写真撮影用フィルターの新製品「スターエンハンサー」を2023年5月19日に発売する。ラインアップと希望小売価格は以下の通り。

  • スターエンハンサー 49mm:税込9,900円
  • スターエンハンサー 52mm:税込10,450円
  • スターエンハンサー 55mm:税込11,330円
  • スターエンハンサー 58mm:税込11,550円
  • スターエンハンサー 62mm:税込12,650円
  • スターエンハンサー 67mm:税込13,750円
  • スターエンハンサー 72mm:税込14,300円
  • スターエンハンサー 77mm:税込14,850円
  • スターエンハンサー 82mm:税込15,400円

スターエンハンサーは、吸収タイプの光害カットフィルターの表面に、僅かなソフト効果を得られる特殊処理を施している。1枚で光害カットとソフト表現の二つの機能を1枚のフィルターで得られる。吸収タイプのフィルターにより、広角レンズ使用時にも画像の中心と周辺部での色ムラもほとんど生じないという。ソフト効果は極めて弱いので、地上の風景への影響も最小限に抑え、自然な表現が可能。

ナトリウムランプなど光害の影響が大きい都市部での星空撮影では、星空が光害の影響で明るくかぶる現象がおきる。この光害の影響を抑えるために光害カット機能のある吸収タイプフィルターの人気が近年高まっているという。

一方で、特に広角レンズでの星空撮影で輝星の点像が小さく、目立たない場合には、ソフトフィルターを用いて星を強調する表現方法が人気だ。それぞれの効果を同時に得るために、光害カットフィルターとソフトフィルターを同時に併用する人も多いが、二枚のフィルターを重ねて装着すると解像度が低下したり、フィルター枠で画像の四隅がケラれるなどの弊害があった。

スターエンハンサーは、吸収タイプの光害カットフィルターの表面に、僅かなソフト効果を得られる特殊処理を施している。1枚で光害カットとソフト表現の二つの機能を1枚のフィルターで得られる。吸収タイプのフィルターにより、広角レンズ使用時にも画像の中心と周辺部での色ムラもほとんど生じないという。ソフト効果は極めて弱いので、地上の風景への影響も最小限に抑え、自然な表現が可能だとしている。

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ターエンハンサー使用時(写真左)と「スターエンハンサー」未使用時(写真右)[撮影:成澤広幸氏]
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スターエンハンサー使用時(写真左)と「スターエンハンサー」未使用時(写真右)[撮影:成澤広幸氏]
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