ブラックマジックデザイン、DaVinci Resolve 18.5のパブリックベータ3公開メイン画像

Blackmagic Designは、DaVinci Resolve 18.5のパブリックベータ3を公開した。同社ウェブサイトからダウンロード可能。

同バージョンはDaVinciパブリックベータのさらなる改良を行い、字幕背景パディング(余白)の改善や、Fusionのマルチマージツールに関する複数機能の向上などが含まれている。サイズの大きい複数レイヤー入力の表示の改善や、入力名を表示できる機能が含まれており、マルチマージノードの全入力を確認・管理しやすくなる。

また、マルチマージノードでレイヤーの状態をアニメートできるようになったため、エフェクトのオン/オフをキーフレームコントロールで切り替えが可能。さらに、複数レイヤーの選択および削除をマルチマージのインスペクタで実行できる。Universal Scene Descriptor、FBX、Alembicのアセットは、メディアプールで再リンク、置き換え、再表示できるようになり、プロジェクトアーカイブに入れることも可能になったため、DaVinci Resolveで管理しやすくなった。

DaVinci Resolve Studio 18.5パブリックベータ3は、Fusionページで新しいBlackmagic RAW SDK 3.1およびすべてのBlackmagicカメラカラースペースをサポートする。

テキストベースの編集に関しても、ベータ2でリリースされた機能がいくつも改善された。自動言語検出と、日本語、中国語、フランス語、スペイン語など計14か国語が追加された文字起こし機能、自動字幕機能が含まれている。また、生成されたテキストの編集・削除、無音部分の検出・表示および文字起こしされたテキストからそれらを削除する機能、単語および文章のハイライト・削除がサポートされた。

テキストベースの編集で特定のコンテンツを検索できるため、1つのショットを見つけるためにビデオ全体を探し回る必要がなくなった。数多くのバグ修正およびスクリプトAPIの改善も行われ、全体的なパフォーマンスと安定性を向上させている。