ジャパンマテリアル株式会社は、同社が取り扱うBrightSign社が開発したサイネージ専用プレーヤー「BrightSign XD5 シリーズ」を2023年5月29日に発売する。希望小売価格はオープン。
同製品は、BrightSignの最新シリーズ「シリーズ5」のハイエンドモデル。より魅力的な4Kコンテンツの再生に特化し、デジタルサイネージ専用に開発されたサイネージプレーヤーとなっている。強力なHTMLエンジンを搭載し、高速でスムーズに4Kビデオコンテンツやモーショングラフィックス、JavaScriptなどを再生する。対応するWiFi Beaconモジュールも同日に発売する。
強化されたHTMLエンジン
コンテンツに合わせてメモリーリソースを柔軟に制御し、高速かつスムーズに4K/フルHDビデオコンテンツや2D Web GLモーショングラフィックス、JavaScriptなどを再生する。従来のモデルでは表示が難しかった「BrightSign」向けに最適化されていないHTMLコンテンツのパフォーマンスも向上している。また、ChromiumベースのOpenGL ESをサポートしており、多彩なグラフィック表現が可能だとしている。
高品質な4Kビデオ再生
HDR10およびHLGのデコードに対応した高度なビデオエンジンを搭載している。縦型のフルHDビデオを2つ同時に再生も可能。様々なレイアウト、解像度、アスペクト比に対応する。
コンテンツのローテーション
オーサリングソフトウェア「BrightAuthor:connected」内でコンテンツを回転させ、ハードウェア・アクセラレーションを使用して再生可能。事前にコンテンツを回転させておく必要がない。
豊富なインタラクティブ機能
RS-232C、USB、GPIO、UDP、Beaconで外部機器に接続し双方向のコントロールが可能。オプションのセンサーを併用することで、プログラム開発なしにインタラクティブサイネージを簡単に実現できるという。
※Beacon接続は今後対応予定
PoE+対応
パワーオーバーイーサネット(PoE+)に対応している。電源コードを使用しなくとも電源供給が可能。
新ソフトウェア「BrightAuthor:connected」
BrightAuthor:connectedは、PCおよびMac用の無償オーサリングソフトウェア。デジタルサイネージ用コンテンツを簡単に作成・公開・管理できる。従来ソフト「BrightAuthor」も引き続き使用できる。
※BrightAuthor:connectedはクラウド型ネットワークソリューション「BrightSignNetwork.jp」には未対応。今後対応予定
ラインナップと追加オプション製品ラインナップ
GPIO、UDPデバイスと接続可能なベーシックインタラクティブ対応モデルと、シリアル、USB接続も 可能なマルチインタラクティブ対応モデルの2種、さらにそれぞれにWiFi Beaconモジュールを内蔵したモデルも用意し、全4種をラインナップしている。
マルチインタラクティブ対応モデル | ベーシックインタラクティブ対応モデル | |||
製品名 | BrightSign XD1035W (型番BS/XD1035W) |
BrightSign XD1035 (型番BS/XD1035) |
BrightSign XD235W (型番BS/XD235W) |
BrightSign XD235 (型番BS/XD235) |
WiFi モジュール | 内蔵 | 別売 | 内蔵 | 別売 |
製品概要 | ・4K HDR10/HLG x HDMI1 出力対応 ・同期再生、ネットワーク配信に対応 ・PoE+に対応 ・シリアル、USB、GPIO、UDP デバイスとの接続に対応 |
・4K HDR10/HLG x HDMI1 出力対応 ・同期再生、ネットワーク配信に対応 ・PoE+に対応 ・GPIO、 UDP デバイスとの接続に対応 |
同社は、6月14日~16日に幕張メッセで開催される「デジタルサイネージジャパン 2023(DSJ2023)」に出展予定。同社ブース(No.7N10)で最新の「BrightSign シリーズ5」全モデルを展示する。