Comica、「CVM-VM30」発表メイン写真

オーディオ機器メーカーのComicaは、2.4GHzスーパーカーディオイドコンデンサーワイヤレスショットガンマイク「CVM-VM30」を発表した。

CVM-VM30は、統合型ワイヤレスモジュールを備えたショットガンマイク。単独での使用やワイヤレスオーディオ送信システムとしてレシーバーと組み合わせた使用​​も可能としている。

自動的にペアリングが可能で、オープンエリアでは最大100m、障害物のある環境でも最大20mの無線到達距離を実現。有線モードと無線モードを同時に使用できるため、状況に応じて柔軟に活用できるという。

スーパーカーディオイド指向性設計の採用により、目的の音源を正確に拾い、周囲のノイズの低減を実現。48kHz/24bitの高いサンプリングレートをサポートし、高忠実度のサウンドを実現可能としている。

また、ゲインコントロール、不要な大きなピーク音を防ぐセーフティモード、リアルタイムモニタリング、ミュートに加え、75/150Hzの2段階ローカットフィルターと高周波ブースト機能もサポート。幅広いカメラ、携帯電話、タブレット、コンピュータと互換性のある標準デジタルおよびアナログ出力を備えている。

マイクにはショックマウントと高密度ウィンドマフが付属。屋外や移動中の撮影でもノイズ、衝撃、振動を除去し、クリーンな音声を確保。マイクのフルメタルボディは外部干渉をブロックし、安定性と耐久性も保証するという。

マイクの自動電源オン/オフ機能を搭載し、出力デバイスのステータスをインテリジェントに感知。プラグアンドプレイで使いやすいという。充電式リチウム電池を内蔵しており、有線モードで最大50時間、無線モードで7時間の使用が可能。使用中の充電にも対応する。

マイクのOLEDスクリーンには、信号ステータス、ゲインレベル、バッテリー残量、オーディオダイナミクスなどがすべてリアルタイムで表示される。レシーバーのIPS LCD画面には、ペアリングステータス、オーディオモード、バッテリー残量、オーディオダイナミクスなどが表示され、レシーバーの向きに応じて反転して見やすくすることも可能としている。