ディー・エヌ・エーは、オンライン配信・収録拠点とすることを目的とした「要町スタジオ」を開設する。用途の異なる3つのスタジオ、4つの控室、事務局機能など多目的に活用できるオペレーションルーム、ラウンジなどを備えている。
スタジオでのイベント・配信例
各スタジオの技術卓はインゲームカメラとの連携を前提に設計されているため、複数の実況ブースを構築して、同時配信することができるという。
記者発表
質疑応答などの際に登壇者と各部署の連携がとりやすい環境で、実施可能としている。
カンファレンス
複数のセッションの制作進行と事務局機能を集約できる。控室を音声配信ブースとしても利用可能としている。
施設の詳細
・スタジオA要町スタジオの中で最大規模のスタジオAは広さ約270m2を誇り、バーチャルプロダクションに対応。天井高は約3.8mあり、電動昇降式の照明兼美術トラスを備える。トラックを搬入口から直接スタジオ内まで乗り入れることができるため、大型の舞台造作もスムーズに対応可能としている。
・スタジオBスタジオBは広さ約87m2で、出演者6名規模の配信をコンパクトに実施する場合に向いているという。スタジオセットの組み替えができ、フォーマルなビジネスシーンの配信からカジュアルなエンターテインメント番組まで幅広く利用できるとしている。
・スタジオCクロマキー型のバーチャルプロダクションに特化したスタジオ。カメラトラッキングや精密な照明設計に対応しており、自然でリッチな表現が可能としている。
・控室、ラウンジ出演者やクライアント、パートナーなどが利用できる控室を4室設置。控室内やラウンジに備わるモニターには、独立したカメラ映像やスタジオの様子などを自由に投影できるという。