Matthews、Infinity Arm用アンチローテーションチップ発表

Matthewsは、特許取得済みのInfinity Armシステムのカメラリギングのレベルを向上させるアンチローテーションチップを発表した。新しい交換可能なARRIスタイルのアンチローテーションチップは、時間と労力を節約するために設計された位置決めピンを備えている。同チップにより、3/8インチネジ（ARRIスタイル）の一般的なケージの3/8"-16アンチローテーションレシーバーに、カメラ、モニター、アクセサリーをより安全にリギング可能。スマートなデザインによって、レフティ・ルーシー/ライト・タイティー（左に回すとゆるみ、右に回すとしまる）の心配がなくなるという。

様々な作業をこなす撮影現場のスタンダードとして、広く受け入れられているInfinity Armシステムは、カメラ、ライト、モニター、その他のアクセサリーをマウントするためのソリューション。ツインアッセンブリーを採用し、各アッセンブリーの外端には、360°回転可能で、交換可能、かつ取り外し可能なボールインソケットアッセンブリーが装備されている。Infinity Armは、耐久性と強度を確保するため、硬化工具鋼で作られている。2つのセクションは、ラジアルロゼットによって共通の中心点で結合され、アームを同時に最適なアクセサリー配置位置にロックする。クイックリリースチップの選択により、アクセサリーの追加や取り外しが迅速かつ効率的に行える。

既設のチップ：1/4-20（オス、メス）、3/8（オス、メス）、ミニマットヘリーニ、5/8ベビーピン、5/8ベビーレシーバー、ベサマウント、スーパーメーファーチーズプレート

新しいアンチローテーションチップは、ハンドヘルドモード、車での作業、ジェットコースターのような過酷な状況下での揺れにもかかわらず、取り付けた機器やアクセサリーが完全に固定され、ぐらつくことがないという。一般的なスレッドチップは不測の振動で緩むことがあるが、アンチローテーションチップは、インデックス付き位置決めピンの安全性により、ムチ打ちやゴツゴツした動きでも反時計回りの回転（緩み）を起こすことはない。

重量はわずか0.6kgだが、Infinity Armは構成によって6.8～14.5kgの重さに対応する。新しいアンチローテーションチップは、既存のInfinity Armキットに追加可能。Infinity Armシステムは、世界中のマシューズディーラーから購入可能。