パナソニック コネクトは、2023年6月14〜16日に開催された北米最大規模のプロフェッショナル向けAV機器展示会「InfoComm2023」(米国フロリダ州オーランド)に出展した。
近年テクノロジーの発展により、ライブ配信を含む映像制作需要が拡大し、視聴者の期待を上回るクオリティや飽きさせないための新しい映像体験・表現・演出が求められているとし、同社は高輝度プロジェクター「PT-RQ35KJ」や、IT/IPベースのライブ映像プラットフォーム「KAIROS」との連携で、イマーシブ体験を提供したという。
主な出展製品
3チップDLP レーザープロジェクター:「PT-RQ35KJ」
30,500lmの明るさ、最大4K解像度、赤色・青色レーザーによる美しい色再現するPT-RQ35KJは、従来モデルのPT-RQ32KJより約40%のサイズダウンとなる世界最小最軽量ボディを実現。クラスの常識を変える2人可搬を実現し、搬入後は「NFC(近距離無線通信)機能」で電力を待たずに設定にかかれるなど、現場で滞りがちなワークフローを多彩な機能が効率化するとしている。
IT/IPプラットホーム KAIROSオンプレミス
ライブ中継・配信および会場演出の「撮る・創る・映す」を革新するライブ映像制作プラットフォーム。IT(ソフトウェア)ベースにより映像フォーマットやME数/KEY数の制約がなく、多様な映像ソースからGPUパワーの許す限りレイヤーを重ねることで、複雑で高度な映像表現を低遅延で出力が可能。IP化によりネットワーク伝送、リモートオペレーションに対応し、⽣産性の向上に貢献。ライブ映像にいま求められる変化に応え、未来に望まれる進化を拓きます。