Blender、「Blender 3.6 LTS」をリリース

Blender Foundationは、4.xシリーズに大きく移行する前の最後のリリースである「Blender 3.6 LTS」を発表した。

Blender 3.6 LTSは、安定性に重点を置きつつも、多くの新機能とパフォーマンスの向上が追加された。

新機能は以下の通り。

  • シミュレーションノード、ジオメトリノードの機能向上
  • 新しいUVパッキングエンジン
  • アニメーションの改善
  • FBX I/Oの高速化
  • カーブ/ヘアのエクスポートを含むいくつかのUSDの改善
  • AMD、Intel Arc、Apple Silicon GPUでのサイクル高速化
  • メッシュ編集とジオメトリノードのパフォーマンス向上
  • ライブラリオーバーライドの再同期のメジャーアップデート
  • ユーザーインターフェイスの改善
  • VDM Brush Bakerアドオン

その他、新しいHuman Base Meshesアセットバンドルがblender.orgのdemo filesセクションに追加された。

また、Blender 2.93 LTSの終了に伴い、新たな長期サポートもリリースされ、Blender 3.6 LTSは2025年6月まで修正とサポートが提供される。

進行中のプロジェクトについては、Blender 3.3 LTSは2024年9月までアクティブにサポートが提供される。

新機能の詳細については、リリースノートをご参照のこと。