ソニー、「ECM-M1」発売メイン写真

ソニーは、8つの収音モードを備えたオールラウンダー小型ショットガンマイクロホン「ECM-M1」を2023年7月28日に発売する。希望小売価格は税込45,100円。

ECM-M1は、ビームフォーミング技術により、従来のショットガンマイクの常識を覆す、8つの収音モードを搭載。直感的なダイヤル操作で収音モードを切り換えが可能。マイク1つで映像収録時にあらゆるシチュエーションにおいて、簡単かつ最適な音声収録を可能になるという。

ソニー、「ECM-M1」発売説明写真

複数のマイクカプセルを用い、感度を調整することで収音指向性を制御する「ビームフォーミング技術」とデジタル信号処理で、4つのマイクカプセルから全8モードの収音パターンの選択が可能。収音感度を目的の方向では高く、それ以外では低くすることにより、収音したい音がよく聞こえ、周囲の不要な音を抑制できるという。

本機の背面には、直感的に収音モードを切り換えられるダイヤルを搭載。選びたい収音モードにダイヤルの目印を合わせることにより、簡単にお好みの収音モードを選択することが可能。また、ダイヤル中央部のボタンを押すことによって、ダイヤルの動きを固定/解除できるロック機能も備えている。

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ダイヤル操作による収音モード切り替えが可能

耳障りな定常的雑音をデジタル信号処理で効果的に除去する「ノイズカットフィルター」を搭載し、クリアに収音可能。また、低音域である風切り音や空調ノイズ、振動ノイズなど不要な音を低減する「ローカットフィルター」も搭載している。ポストプロダクションでのノイズを除去する工程を軽減でき、作業の効率化に寄与するという。