株式会社タムロンは、フルサイズミラーレス一眼カメラ対応のニコン Z マウント用望遠ズームレンズ「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Model A058)」を開発している。2023年秋頃に発売予定。希望小売価格は未定。
35-150mm F2-2.8は、フルサイズミラーレス一眼カメラ対応ニコン Z マウント用ズームレンズとして、初めて開放F値 F2を広角端で達成した、準広角35mmから望遠150mmのポートレートズームレンズ。
35mmで周囲の景色を含めた全身の人物撮影から、150mmでは表情や視線を重視したバストアップの撮影まで、中望遠の85mmを中心にポートレート撮影で最適とされる焦点距離を、レンズ交換することなく幅広くカバーする。
また、リニアモーターフォーカス機構VXD(Voice-coil eXtreme-torque Drive)の採用により、大口径ながら高速・高精度なAFを実現。大幅な大口径化と高画質、そして快適なAF操作を両立したという。
準広角から、標準、中望遠、望遠と、使用頻度の高い画角を1本に内包し、特にリズム感が大切なポートレート撮影などでレンズ交換なくシームレスな撮影が可能だとしている。
主な特長
- 世界初、F2-2.8大口径ズームレンズ
- 準広角から望遠までシームレスな撮影が可能な焦点距離35-150mm
- ズーム全域において高い光学性能を実現
- 高速・高精度AFを可能にするVXD搭載
- 高い近接撮影能力で広がる多彩な作品作り
- 写真・動画撮影の可能性を広げる、TAMRON Lens UtilityTMに対応
- 簡易防滴構造、防汚コート、フードロック機構による高い利便性