MRMC、実写撮影用コンパクトモーションコントロールロボット「CINEBOT MINI」発表

MRMCは、実写撮影用コンパクトモーションコントロールロボット「CINEBOT MINI」を発表した。CINEBOT MINIは、使いやすさを追求し、ポータブルに設計されたコンパクトなシステム。カメラの位置を完全にマニュアルでコントロールすることができ、セット、ロケ、スタジオでの撮影状況を簡素化し、プロレベルのモーションコントロール作業を実現するという。

CINEBOT MINIは、トラックまたはペデスタルで使用でき、通常のグリップ装置を使用して、日常のセットで使用されるコントロールの種類とモーションコントロールを統合する。撮影監督はカメラを手で持って様々なポジションを取ることができ、ロボットアームがそれを記録する。また、標準的なドリーのようにトラックを押すこともでき、その動きを記録して再生も可能。

Flair に記録されるすべての情報を使用して、手持ちでの直接操作からモバイルデバイスを使ったシンプルなコントロールまで、フレキシブルなコントロールオプションを実行できる。

シンプルな設計

  • 小型、軽量、ポータブル
    コンパクトで軽量、持ち運びが簡単なため、セットアップ、ロケに便利
  • 手動カメラコントロール
    カメラの位置やキーフレームを手動でポイントして記録することができ、カメラの動きを簡単にコントロールが可能
  • バッテリー駆動
    最大8時間のバッテリー駆動が可能で、主電源がなくても長時間使用が可能
  • スマートフォン入力
    携帯電話から直接動きを記録したり、入力したりすることができ、ロボットのコントロールに柔軟性と利便性を提供
  • ユーザーフレンドリーなコントロール
    システムはシンプルさを念頭に設計されており、グリップや撮影監督(DP)が簡単にコントロールでき、撮影現場での複雑なプログラミングの必要性が最小限に

主な仕様

  • カメラ積載量
    最大10kgまで対応可能で、様々なプロ用カメラや機材に対応
  • リーチ
    1.3mのアームリーチで、様々なアングルやポジションからダイナミックなカメラワークを実現
  • トラック&ペデスタルオプション
    トラック&ペデスタルオプションにより柔軟性を実現し、高さ調節が可能なペデスタルで使用することも、トラックを装備して移動軸を追加することもでき、クリエイティブな可能性を拡張