アバー・インフォメーション株式会社は、フルHD 1080p・光学12倍ズームのWEBカメラ「CAM520 Pro3」を2023年10月に発売する。希望小売価格はオープン。
CAM520 Pro3は、最大36倍ズーム、自動画角調整機能を搭載。USB/HDMI/IPでの出力に対応したWEBカメラ。3系統(HDMI/USB/IP)の出力と、PoE+給電に対応し、設置場所や用途に合わせて接続方法が選べる。また、CAM520 Pro3に搭載の「スマートギャラリー」機能を使用すれば、会議参加者の上半身(または顔アップ)の映像を切り出し、個別表示させることができる。
CAM520 Pro3搭載の「スマートギャラリー」は、AI機能により会議参加者の顔や上半身の映像を切り出し、自動的に個別表示する機能。「ヘッドショットモード」「上半身モード」という2つの表示モードが選択できる。
CAM520 Pro3のPTZレンズは対角80°の広い視野を備え、左右上下に動く柔軟なパン・チルト操作により、会議参加者や発表者、ホワイトボードに焦点をあてて映し出すことも可能。12倍の光学ズームと最大36倍ズーム機能を活用することで、遠隔地へ細部まで鮮明な映像を共有できる。中~大規模会議室に最適だという。
また「自動画角調整」機能により効率的なWeb会議を実現。CAM520 Pro3に搭載のAI機能により人物を自動で捉え、最適な画角へ会議参加者を収める。マスクをした会議参加者も7m離れた場所から確認できる。
「プリセットフレーミング」機能を使用すれば、設定したプリセットエリア内の発表者を追尾・撮影しる。複数のプリセットエリアを設定することで、自動でプリセットエリア内の発表者を追尾・撮影できるため、リモコンでの手動操作を行う手間を省くことができる。
HDMI/USB/IP接続に対応。PoE+給電にも対応しているため、設置場所の配線の簡素化ができ、また天井取り付けなどで電源の確保が難しい場合なども、LANケーブル経由で給電できる。
CAM520 Pro3はOSD(オンスクリーンディスプレイ)機能を搭載。WEBカメラとHDMIで接続したモニターにリモコンのボタン操作ひとつで設定画面を表示できるため、PCを介さずにカメラの詳細設定を行うことができる。