イメージビジョン株式会社は、同社が取り扱うExpoimaging社の製品「ExpoDisc V3プロフェッショナル ホワイトバランスフィルター」77mm版と82mm版を、2023年8月10日より発売する。各製品の希望価格は以下の通り。
- ExpoDisc V3 77mm:税込8,690円
- ExpoDisc V3 82mm:税込8,690円
ExpoDisc V3は、ワイドスペクトルキャリブレーションに新しい拡散材料の組み合わせを開発し、300nm〜2200nmでテストできるようになったという。新しいExpoDisc V3は380nm〜1600nmの最適なパフォーマンスで、さらに優れた光透過率を示す。
380nm〜700nmの可視スペクトルではデルタはわずか0.9%、380nm〜1600nmではわずか1.8%である。これは、ExpoDisc V3がIR写真撮影にも使用できることを意味する。
バヨネットマウントステップリングを採用した新薄型デザインで、新しいExpoDisc V3デザインはExpoDisc 2.0よりも薄型である。そのため、ExpoDisc V3は82mm以下のレンズに快適に装着でき、付属のExpoDisc V3 バヨネットマウントステップリングを使用して、レンズに素早く着脱できる。各ExpoDiscには、バヨネットマウントステップリングサイズが1つ付属している。
ExpoDiscは、露出の計測にも使用できる。ExpoDisc V3は、写真露出計のANSI規格と一致するように、14%の光透過率で更新された。これにより、ExpoDiscを使用してデジタルカメラの露出を測定する場合、f/stopが約1/3〜1/2向上するという。
また、ExpoDiscはカメラセンサー上のゴミをチェックしたり、画像編集ソフトウェアで使用するダストマップを作成したりするためにも使用できる。
ニュートラル性を保つために、各ExpoDiscを個別に調整している。また、ExpoDiscのような真にニュートラルなホワイトバランスツールだけが、画像内で一貫して正確なカラーバランスを生成できるという。
全てのExpoDiscは米国で組み立てられ、可視スペクトル全体にわたって光を均一に透過する様にカスタムフィルターを使用して校正されている。
ExpoDiscは、グレーのカードやターゲットよりも小さくて使いやすいため、シャツのポケットに収まり、レンズを覆うだけでカスタムホワイトバランスを設定できる。これは通常、シーンにグレーカードまたはターゲットを配置して、離れた場所から反射を読み取るよりも遥かに簡単で素早く取得できる。