Aputureは、カラーサイエンスとソフトウェアアルゴリズムで評価されているProlychtの買収を発表した。この戦略的統合は、Aputureの画期的な映画・テレビ照明技術の遺産を強化し、両社に変革の幕開けを告げるものだという。
最先端の卓越性を追求するAputureの姿勢は、Prolychtの製品群と共鳴し、映画とテレビ照明の分野に色彩科学の革命的進歩の時代をもたらすとしている。今回の買収により、AputureはProlychtの最先端のカラーサイエンスと技術的才能を引き継ぎ、両社は新たに協力していく。
Prolychtの買収はAputureにとって極めて重要な分岐点であり、映画照明技術の未来を形作るという同社の揺るぎないコミットメントを再確認するものだという。
Aputureの創設者兼最高経営責任者(CEO)のIAN XIE氏は、次のようにコメントしている。
XIE氏:Prolychtのチームを温かく歓迎できることをうれしく思います。彼らの専門知識と情熱は、革新と卓越性に対するAputureの献身と一致しています。この統合は、特に色彩科学とエンジニアリングの画期的技術の領域において、当社の競争力を高めることを約束します。この革新と企業文化の融合は、画期的な製品を提供する我々の能力をさらに加速させるでしょう。
Prolychtの創業者であるANQING LIU氏は、次のようにコメントしている。
LIU氏:業界標準を再定義するカラー、センシング、光学、制御技術の開発には多大な努力が払われました。Aputureは、優れた製品でこの業界を形成し、イノベーションを通じてすべての映画製作者に価値を創造するという目標を常に共有してきました。この共通の哲学を原動力として、Prolychtの技術と精神はAputureの将来の製品と技術に生き続けると確信しています。
Prolychtチームは、既存のProlycht顧客がProlychtチャンネル(service@prolycht.com)を通じて保証と修理サポートを可能な限り長く受けられるようにする計画を立てている。
それぞれの領域におけるリーダーとして、AputureとProlychtが共有する価値観とビジョンは、イノベーションの新しい波を促進することだという。両社は共に、映画やテレビの照明のパラダイムを再定義し、没入感のある映像体験を作り上げる比類のない選択肢を映画製作者に提示することを目指している。
映画製作の世界におけるこのコラボレーションの意義については、9月15日から18日までオランダのアムステルダムで開催されるIBCのAputureブース(11.B22)でオンラインおよび直接説明するという。