YoloLivは、最新のストリーミングソリューションの上位機種「YoloBox Ultra」をIBC 2023で発表した。国内での発売は2023年末頃を予定している。
YoloBox Ultraは、YoloBoxシリーズとInstreamの長所を1つのソリューションとして組み合わせて、さらに多くの機能搭載を特徴としている。
YoloBox Ultraの外見は、従来のYoloBoxシリーズから大きく変わっていない。これまでと同じフォームファクターで8インチ画面を搭載するが、より多くの機能の搭載を実現してきている。シリーズ最大の20000mAhバッテリーを搭載して、最大6時間ストリーミングが可能。余分な電源を用意しなくても、2~3時間のライブストリームは余裕をもって対応するという。ディスプレイは輝度650nitで、シリーズ中でももっとも明るくなっている。
フルHDMI入力を4入力備え、よりプロフェッショナルなマルチカムビデオに対応しやすくなったという。USB Type-A 3.0を2つ搭載し、ウェブカメラ、ポータブルストレージデバイス、ワイヤレスUSBドングルなどに対応する。
3つのセルラー、Wi-Fi、イーサネットを含む合計5つのネットワーク接続を高速で信頼性の高いライブストリームに結合する「ネットワークボンディング」に対応。CPUは8コアプロセッサのQualcomm Snapdragon 845を搭載し、処理能力は2.5倍を実現するという。
新たにISOレコーディング機能に対応し、最大4つのHDMIソース(1080 60p)を同時に外付けハードディスクへ保存が可能。配信はFacebook/YouTube/RTMP & Instagram/TikTokのストリーミングプラットフォームに対応としている。