ライカは、銘玉として知られる現行モデルをベースにした特別限定モデル「ライカ ノクティルックス M f0.95/50mm ASPH. チタン」をライカストアにて世界限定100本、限定シリアルナンバーの刻印入りで発売を開始した。
大口径レンズ「ノクティルックス M」は、1966年の初代モデル登場以来、圧倒的な明るさを誇るレンズの傑作のひとつで、これまでに新しい世代のモデルが何度か発表されてきたが、そのたびにより優れた描写性能を備えたレンズとして進化を遂げている。
特別限定モデルの「ライカ ノクティルックス M f0.95/50mm ASPH. チタン」は筐体に無垢のチタンを採用。軽量で耐久性に優れたチタン素材が醸し出すエレガントな佇まいが印象的としている。過去には、M型カメラにおいてもチタンの特別限定モデルが何度か発売しているが、今回の「ライカ ノクティルックス M f0.95/50mm ASPH. チタン」はそれらにも美しく馴染むという。
チタン素材が用いられていること以外の仕様と性能は通常モデルの「ライカ ノクティルックス M f0.95/50mm ASPH.」と同様で、独特の味わい深い描写を実現するレンズとしている。絞りを開けば被写界深度をきわめて浅くすることができ、他のレンズでは成しえない絶妙なボケ味の美しい描写が得られるという。光量が少ないシーンにおいても高コントラストかつ鮮やかに描き出すことを可能としている。