Frame.io Camera to CloudがAccsoon SeeMoに登場。リアルタイムアップロードで高速リモートHD編集を実現

Frame.ioの新しいCamera to Cloudは、AccsoonのiPhone/iPad用SeeMo HDMIおよびSeeMo Pro SDIと統合され、ほぼすべてのカメラからクラウドへのリアルタイムの自動アップロードが可能になった。

高速、軽量、低価格のSeeMoソリューションは、急いでビデオを回す必要がある人のために設計されている。SeeMoとiPhoneまたはiPadをほぼ全てのカメラにクリップし、Accsoon SEEアプリを起動するだけで、撮影した動画をFrame.ioにアップロードする準備が整う。

Accsoon SEEアプリで録画が開始された瞬間から、クリップは自動的にFrame.ioのサーバーにアップロードを開始する。より高速なデータ接続では、録画終了後数秒でFrame.ioにクリップがアップロードされる。これは、編集者にとって重要な時間を数分も節約でき、コンテンツ制作者、報道機関、スポーツ、eスポーツ、ライブイベント、企業、NGO、学校、大学、その他様々な用途に最適だという。

SeeMoソリューションは、Frame.ioのリアルタイム・アップロードAPIを介して、軽量で編集可能な動画ファイルを迅速に作成する。その目的は、スピードが優先され、HDファイルが送信、ストリーミング、ソーシャル・プラットフォームへのアップロードのための最終成果物として受け入れられる効率的なワークフローを作成することだ。その結果、クリップはiOSデバイスに最大1080/60Pで録画され、最大30MbpsでH.264でエンコードされるため、アップロード時間が効率的になるとしている。

Frame.ioにとって、接続性は重要であり、SeeMoはこれを効果的に管理するためにiOSの機能に依存している。デバイスのWi-Fiまたはセルラーデータ接続により、別のデータドングルが必要なくなる。必要であれば、Wi-Fi接続を使用して、サードパーティのボンディング・セルラー・ソリューション経由でFrame.ioに接続することもできる。

もう一つの大きな特徴は、iOSデバイスのカメラロールから録画済みのクリップを選択してFrame.ioにアップロードできることだ。これは、携帯電話やタブレットを使って撮影されたもの、あるいはスクリーン録画など、互換性のあるビデオファイルであれば何でも使用できる。さらに、SeeMoは、ゲーム機、ビデオデッキ、ビデオスイッチャーからの出力など、他のビデオソースからの録画とアップロードも可能だ。このような柔軟なオプションにより、Frame.ioとSeeアプリはさらに貴重なツールとなるだろう。

要件

高精度、低遅延のプロフェッショナルなモニタリング

SeeMoは、Frame.ioにファイルを録画・アップロードできるだけでなく、iPhoneやiPadを本格的なビデオモニターに変身させ、かさばる機器を追加する必要性をさらに減らす。最新のiPhoneやiPadの高輝度、高精度のスクリーンのおかげで、トップエンドの専用モニターに匹敵する画質を実現している。フォーカスピーキング、ピンチ操作による拡大、イメージフリップ、波形、オーディオレベルメーター、フォールスカラーなどのプロフェッショナルな機能を、すべてタッチ操作で使用できる。

SeeMo HDMIとSeeMo Pro SDIは、LightningまたはUSB-CケーブルでiOSデバイスに接続する。ワイヤレス接続やUVC接続を使用する他の様々なiOSモニタリングアプリケーションとは異なり、SeeMoは高度に最適化されたアプリとともにハードワイヤード接続を使用することで、従来のフィールドモニターに匹敵する低レイテンシーを実現している。このため、SeeMo HDMIとSeeMo Pro SDIは、重要なモニタリング・アプリケーションに最適になるとしている。

SeeMoで統合エコシステムの中心になる

Frame.ioは、SeeMoをワークフローに統合しているパートナーのリストに加わった。これらの統合や今後予定されている統合の多用途性は、AccsoonのSeeMoテクノロジーがいかにゲームを変えるかを示している。SDIとHDMIビデオをiOSに取り込むことで、SeeMoは新しいパワフルなクリエイティブツールの中心になるとしている。

Accsoon SEEアプリの最新バージョンは、これまでのアップデートと同様、完全無料でApp Storeからダウンロードできる。