パナソニック株式会社は、フルサイズミラーレス一眼カメラLUMIX DC-S5M2/DC-S5M2Xにおいて、静止画撮影の機能向上に対応したファームウェアのダウンロードサービスを、2023年10月24日(火)より開始する。サポートサイトより、ダウンロード可能。
本サービスにより、クリエイターのワークフローに寄り添い、ミラーレス一眼を活用した制作の幅をさらに拡げる提案をしていくという。
S5IIファームウェア Ver.2.2/S5IIXファームウェア Ver1.3の静止画性能の向上
AFポイントスコープ
狙った被写体にフォーカスを合わせて、フォーカスが合った部分を拡大表示できるAFポイントスコープに対応する。
ライブビューファインダーの強みを活かし、被写体を拡大表示してピントの確認をしたり、望遠鏡のように被写体の観察などができる。
ハイレゾモード撮影時の長秒撮影対応(1秒→8秒)
ハイレゾモードで、最長8秒の長秒撮影に対応する。
これにより、長秒ノイズ除去を組み合わせることで、夜景や暗い収蔵庫内の美術品、工芸品、洞窟内の遺跡など、低照度下でもノイズの少ない高解像なハイレゾ撮影が可能。
手持ちハイレゾモード
手ブレ自体の画像ずれを利用することにより、手持ちでのハイレゾ撮影に対応する。
これにより、重たい三脚を持っていけない登山や、三脚撮影が禁止されている場所などで手軽に自由度の高いハイレゾ撮影が可能になる。
MFアシスト20倍へ拡張
MFアシストの全画面拡大表示の最大倍率を20倍まで拡張することができるようになり、高精度でMFが可能である。
特に天体撮影時、被写体となる星のような小さな点光源に対しても、モニターやファインダー上で拡大し、確認しながらピント合わせができるため、天体撮影時にバーティノフマスクなどのピント調整器具を使うことなく、星にピントを合わせやすくなる。