株式会社アスクは、Vizrt社のコントロールパネルの製品ラインアップを強化する新しい「TriCaster Flex」（旧NewTek Flexコントロールパネル）を発売した。希望小売価格は税込2,178,000円。
同社が日本正規代理店を務めるNewTek社ブランドは今後、Vizrtブランドとして展開していく。
TriCaster向けコントロールパネルの中でも、オーディオおよびビデオミキシング、PTZカメラ制御、TalkBackに1つのユニットで対応できるのは、TriCaster Flexが初めてだという。上記すべての制御キーがパネル本体に直接組み込まれているため、誤操作を大幅に低減できる。
TriCaster Flexに搭載された革新的な機能により、高精度での制御を実現。オーディオI/Oが追加されており、TriCasterの入出力を即座に拡張し、NDIエコシステムに外部ソースを直接追加可能だ。
長年にわたり TriCaster オペレーターは、ケーブル接続で固定されたビデオスイッチャーと複雑なセットアップに制約され、デバイスの設置位置を自由に変更できなかった。TriCaster FlexはNDIでネットワークに接続するだけで、ネットワーク上のすべてのビデオスイッチャーを制御できるVizrt社製で唯一のコントロールパネルだ。オペレーターは、任意の場所からあらゆる制御を行う自由を手に入れられるのだ。
Vizrt社（旧NewTek社）の「シニアプロダクトマネージャーChris McLendon氏は次のようにコメントしている。
McLendon氏：ここ数年の間に、高品質な分散型プロダクションに対する需要が急激に高まりました。TriCaster Flexは、オペレーターの皆さんからの、どのようなワークフローにも対応できるようにしたいというご要望に対し、NDIの性能でお応えする製品です。これまでにない制御と接続性を提供する、最高に柔軟かつ強力なコントロールパネルです。
TriCaster Flexは、NDI経由でネットワーク上の任意のスイッチャーに接続できるだけではなく、TriCasterの全現行モデルに対応しているため、分散型プロダクションにも最適だという。自宅、スタジオ、移動中どこからでも、TriCaster Mini Xと同じくらいシンプルにTriCaster 2 Eliteを制御でき、それぞれのニーズに合わせてプロダクションをスケールアップできる。
