Blackmagic Designによると、メルボルン大学が学術研究および専門知識の伝達および増幅を図るために、Blackmagic Studio Camera 4K Pro、ATEM Mini Extreme ISO、ATEM Television Studio Pro 4Kライブプロダクションスイッチャー、HyperDeck Studio 4K Pro放送デッキを導入したという。これは、最高レベルのビデオ機器、特にBlackmagic Designのハードウェアおよびソフトウェアを使用して、教員、学生、コミュニティとの関わりあいを向上するという世界各地の大学におけるトレンドを反映している。
同校は、学術研究の到達度を改善し、学生に対する授業内容を高めることを目標として、フルサービスのビデオ制作チームとスタジオを構築した。スタジオはすでに同校の通信における重要な要素となっており、様々な分野において多岐にわたるコンテンツを校内およびロケ先の両方で制作している。
同校におけるスタジオの中枢的な役割はパンデミックの最中に確固たるものとなった。ライブ配信が迅速に導入され、米政府の前首席医療顧問アンソニー・ファウチ氏や、英政府主席医務官サリー・デイビス氏などを含む著名なゲストを招き、活発な議論の場を提供した。
同校では、様々なイベントや授業のライブ配信とマルチカムの切り替えにATEM Mini Extreme ISOとATEM Television Studio Pro 4K、収録と再生にHyperDeck Studio 4K Pro、メインのスタジオカメラとしてBlackmagic Studio Camera 4K Proを使用している。また、Blackmagic Design Micro Converter HDMI to SDI 3Gもこれらの機器と共に使用されている。
同校のイマーシブメディア・コーディネーターのベン・ラブリッジ氏はこの事案について、次のようにコメントしている。
ラブリッジ氏：非常に良いフィードバックを受けています。当校が制作した一般に公開されているビデオは、学術に関する質の高い会話をもたらす中心的な存在となっています。学部のスタッフはスタジオをますます活用し始めており、コースの内容と内部でのコミュニケーションの改善に使用しています。効率的でプロフェッショナルなビデオ機器を使用することで、スタッフがメッセージを伝えるプロセスが可能な限りシンプルになっています。台本と出演者以外は、すべて私の部門で取り回しています。誰もが時間的余裕がない状況で、これは極めて大きな利点です。特に、近年非常にビデオが重要視されているので、これはさらに深い意味を持っています。
同校のスタジオは、プロのビデオ機器を活用して、学術的な情報交換を拡大するという教育機関における傾向を示す良い例の一つである。Curtin Universityやディーキン大学など、オーストラリアのその他の大学でもBlackmagic Designのテクノロジーが使用されており、外部および内部のコミュニケーション両方にビデオが続々と導入されていることから、Blackmagic Designにとってキーとなる成長部門となっている。
