キヤノン、「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」発売。パワーズームアダプターへの対応により快適な動画撮影を実

キヤノンは、広角24mmから中望遠105mmまでの焦点距離を1本でカバーする大口径標準ズームレンズ「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」やパワーズームアダプター「PZ-E2PZ-E2B」「PZ-E2B」を発売する。希望小売価格はオープン。キヤノンオンラインショップ販売予定価格と発売日は以下の通り。

24mmから105ｍｍをカバーしながらズーム全域で開放F値2.8と高画質を実現

24mmから105mmの焦点距離をカバーしながらズーム全域で開放F値2.8と高画質を実現。「RFマウント」の特長である大口径・ショートバックフォーカスを生かし、撮像面の近くに大口径レンズを配置することで実現。

さらに、「非球面レンズ」3枚、「UDレンズ」4枚を効果的に配置した18群23枚の光学設計により、画質に定評のある「RF24-70mm F2.8 L IS USM」（2019年9月発売）と同等の高画質を達成している。

手ブレ補正機構やアイリスリングなどの搭載により快適な撮影を実現

手ブレ補正機構やアイリスリングなどの搭載により、快適な撮影を実現。レンズ内光学式手ブレ補正機構により5.5段、ボディ内手ブレ補正機構を搭載しているEOS Rシリーズのカメラとの組み合わせでは、カメラとレンズによる協調制御を実現し、「EOS R3」（2021年11月発売）装着時は、8.0段の手ブレ補正効果を発揮する。

さらに、シネマレンズに近い軽く滑らかな操作性を実現するアイリスリングをRFレンズとして初めて搭載し、動画撮影時におけるボケ味や露出の調整をより直感的なコントロールを可能としている。

高度なズーム制御と優れた操作性を実現するパワーズームアダプター「PZ-E2」「PZ-E2B」

高度なズーム制御と優れた操作性を実現するパワーズームアダプター「PZ-E2」「PZ-E2B」は、撮影者の意図に合わせて、無段階に低速から高速まで細かくズーム速度の調整が可能。動画撮影時の高度なズーム制御と優れた操作性を実現している。ズーム駆動には、放送用レンズやシネマレンズで実績のあるDCモーターを採用し、素早いズーム操作と、滑らかな低速ズームを両立している。

また、簡単な着脱と小型・軽量設計を実現することで、手持ち撮影やリグ・三脚・ジンバルなどを使用した撮影など、さまざまな撮影スタイルに対応している。