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Appleは、Final Cut Pro 10.7を公開した。以前、2023年11月下旬にアップデートするとしていたもの。既存ユーザーには無料アップデートとして、新規ユーザーにはMac App Storeを通じて45,000円で提供される。

今回のアップデートにより、タイムラインの操作や整理が改善されたほか、複雑な編集をシンプルにする新しい方法が加わる。

Final Cut Pro 10.7には以下の機能強化が含まれている。

  • 再生中にクリップが再生ヘッドの下に表示されたままになるよう、タイムラインが自動的にスクロールされる
  • 接続されたクリップの選択したグループを接続されたストーリーラインにまとめることで、編集効率が向上
  • タイムラインの構成を一目で簡単に確認できるよう、ビデオとオーディオロールの両方のカラーが表示される
  • オブジェクトトラッカーの一新された機械学習モデルを使用してAppleシリコン搭載のMacコンピュータで顔やその他のオブジェクトの動きを分析すると、結果が向上するのが分かる
  • 改良された「ブラウザに表示」機能を使用して、選択したキーワードコレクションまたはスマートコレクションをそのままにして、ブラウザで簡単にクリップを見つけることができる
  • 使用可能なメディアエンジンでビデオセグメントを同時に処理することで、HEVCファイルとH.264ファイルを素早く書き出し可能(macOS Sonoma以降、およびApple M1 Max、M1 Ultra、M2 Max、M2 Ultra、またはM3 Maxを搭載したMacが必要)