AJA Video Systemsは、ColorBoxとREDのシネマカメラシリーズとの互換性が認められ、認定製品として初めてのカラーマネジメントおよび色変換ソリューションに追加されたと発表した。
この認定を受けるには、RED製品の全シリーズに対する互換性を確保するための厳格な認証テストを通過する必要があるという。
昨秋の発表以来、AJA ColorBoxはあらゆるプロダクション環境で、非常に有能なカラーマネジメントおよび変換ソリューションであると証明されているという。
生放送でも収録でも、テレビ番組の制作現場では、ColorBoxのRED COMPATIBLE CERTIFICATION LEVEL(RED 互換性認定水準)により、広範囲に及ぶRED製カメラへの対応が保証される。
さらに、任意の対応カメラから映像をキャプチャーし、フッテージの色補正もその場で確実に行える。具体的には、AJA Color PipelineでREDが提供しているルックアップテーブル(LUT)を使用するか、AJA ColorBoxのColorfrontライセンスプションを使ってRED Log3G10を処理する。
SKAARHOJ社やCyanview社などのサードパーティ製ハードウェアコントロールパネルを組みわせれば、オペレーターは放送用のカメラと同じように、どちらのモードも直感的に制御できる。
映画制作を行うプロの現場では、ColorBoxのRED-CERTIFICATION(RED 認定)によって、セット上でREDカメラとColorBoxをシームレスに操作する、効率的なHDR/SDRグレーディングを行えるという。
AJA Video Systems社の社長、Nick Rashby氏は次のようにコメントしている。
Rashby氏:ColorBoxは、ビデオ処理向け製品で初めてRED認定製品となりました。これは、REDが持つテクノロジーに基づいて構築されたカラーワークフローにとって、価値のある認定となります。今回の認定に関して行ったRED社のチームとの協業は、非常に生産的でした。今後も彼らと協力し続けることを楽しみにしています。