キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、CINEMA EOS SYSTEMおよび業務用ビデオカメラ用の新たなアプリケーション「Canon Multi-Camera Control」を無償公開した。App Storeでダウンロードできる。
「Canon Multi-Camera Control」は、CINEMA EOS、業務用ビデオカメラでのマルチカメラワークフローを効率化するワイヤレスリモートアプリケーション。キヤノン独自IP「XCプロトコル」を使用し、Wi-Fiで接続された対象機種最大4台をリモート制御できる。
一人で複数台のカメラをオペレートしなければならないようなシーンや、短い時間でセッティングしなければならない現場、舞台や発表会の撮影やインタビュー撮影など、マルチアングルで撮影したいユースケースで活用されることを想定しているという。
アイリスやシャッタースピード、ISO感度などの変更をスムーズに行え、NDフィルターも指定の濃度を一度の操作で入れることも可能。また、XF605のように電動ズーム対応カメラではT-Wの操作で画角調整が可能で、手元のアプリで制御できる。同アプリケーションは、ワークフローを効率化するインフラとしての機能を果たすとしている。
対応カメラはEOS C500 Mark II、EOS C300 Mark III、EOS C70、XF605。対応OSはiOS16となっている。