ヤマハは、コンテンツクリエイター向け音響・映像技術のプロバイダーであるElgato社とのコラボレーションを発表した。
現在、ヤマハのクリエイター&コンシューマーオーディオ事業部(コンシューマー向け音響機器)とElgato社は、ヤマハのオーディオインターフェース、ミキサー製品などとElgato社のコントロールデバイス「STREAM DECK」を連携させるためのプラグインを開発している。今後は、音楽・動画制作やライブ配信など、さまざまな分野のクリエイターの皆様を支える製品・サービスの提供を強化していくという。
今回、コラボレーションの第一弾として、Elgato社の多用途コントロールデバイス「STREAM DECK」上で操作が可能となる、ヤマハのゲームストリーミングオーディオミキサー「ZG01」プラグインをElgato社のウェブサイトで公開。従来までは「ZG01」に搭載された豊富な音声管理・DSPエフェクト機能の多くを専用アプリケーション「ZG Controller」上で操作する必要があったが、最新モデル「STREAM DECK+」と「ZG01」の組み合わせに今回のプラグインを適用することで、「STREAM DECK+」のノブやボタンの操作で、ゲーム配信音声のリアルタイムな音量バランス調整が容易になるという。
「STREAM DECK」への設定は、ユーザー自身が自由にカスタマイズすることも可能。また、本プラグインは「STREAM DECK」シリーズをお持ちであれば、どなたでも利用できるという。
ヤマハ クリエイター&コンシューマーオーディオ事業部長 津川 能行氏は次のようにコメントしている。
配信やコンテンツ制作で優れたソリューションを提供するElagto社と協力できることを大変うれしく思います。「STREAM DECK」に対応する今回のプラグインを第一歩として、配信者やクリエイターの皆さまに、より優れた体験をお届けできるよう取り組んでまいります。