ローランドは、高音質・高画質のゲームのライブ配信を実現する、ビデオキャプチャー付きオーディオミキサー「BRIDGE CAST X」を2024年2月10日に発売する。
ゲーム配信のためのワンストップソリューション
発売以来、評価の高いゲーミングミキサー「BRIDGE CAST」シリーズに、ビデオキャプチャー機能を統合した「BRIDGE CAST X」が加わる。「BRIDGE CAST」シリーズが特徴とする高ゲインのマイク用プリアンプや高い操作性と音質はそのままに、HDMI入力端子が搭載されたことで、ゲーム機の映像と音声を取り込めるようにしたという。
さらに、2系統のHDMI入力端子を備え、「BRIDGE CAST X」からワンボタンで切り替えられるので、専用機器を別途用意せずに、複数のゲーム機を接続したまま切り替えて使用することが可能。また、高画質の外部カメラを接続して、ストリーマー自身の映像をアップグレードできるという。2系統の接続が可能なUSB-C端子も装備。「2PC配信」環境の構築を簡単に行うことが可能。
各種機能を割り当て可能なパッドも新たに搭載し、設定の切り替えや効果音の再生、「BGM CAST」 のコントロールなど更に多彩な演出を簡単に行える。さらに、各パッドの発光色を変更できるため、機能ごとに色を割り当てれば迷わずに操作することができる。
高クオリティのサウンドを実現するオーディオ機能
「BRIDGE CAST X」に搭載されたオーディオ機能によって、高クオリティのサウンドでゲーム配信や動画コンテンツ制作を行える。
XLRマイクを接続可能
プロ仕様のXLRマイク(ダイナミック/コンデンサー)を接続可能。高性能プリアンプが内蔵されているため、クリアでダイナミックなサウンドでゲームプレイ中の会話や実況を楽しめる。ミニ・ヘッドホン端子経由でヘッドセット・マイクにも対応する。
デュアル・オーディオミキサー機能
ゲーム配信では、ストリーマー(配信者)本人が使うマイクの音声、ゲームの仲間とのボイスチャット、ゲームのサウンド、BGMなど、さまざまな音声が混在する。「BRIDGE CAST X」では、それぞれの音量バランスを聴きやすく調整することが可能。また、ストリーマー本人が聴きたい音と、視聴者にとって聴きやすい音をそれぞれ独立して調整できるデュアル・オーディオミキサー機能を搭載。ゲームに集中しながら、視聴者を楽しませるクオリティの高い配信を実現可能。
バーチャル・サラウンド・サウンド
ローランドの音響技術による、5.1chまたは7.1chのHDMI音声に対応したバーチャル・サラウンド機能を搭載。立体的で臨場感のあるサウンドをヘッドホンで楽しめる。「BRIDGE CASTアプリ」を使えば、バーチャル・スピーカーの角度を調整して、理想的なサラウンド体験をさらに追求することもできる。
便利な専用アプリと、配信用BGMサービス「BGM CAST」を用意
専用アプリ(Windows/macOS対応)
マイクとオーディオのパラメーターやGAME EQプリセットの変更、その他の多数の機能の詳細な設定が可能。
「BGM CAST」
著作権フリーのBGMをユーザーの選んだ「ムード」にあわせて自動的に選曲し、流し続けることができるサービス「BGM CAST」も用意している。多彩なBGMと効果音を使用した動画配信を手間なく実現し、配信のクオリティをさらに向上させることができる。今回、アップデートにより、お気に入りに入れたBGMのプレイリストが作成できるように改善。「BGM CAST」は、専用アプリから、サブスクリプション・サービスを展開するプラットフォーム「Roland Cloud」の有償プランのいずれかに登録することで、数千曲のBGMと数百種類の効果音を利用できる。また、「Roland Account」に無料の会員登録をすることで、36曲のBGMと16種の効果音を使用できる。