Blackmagic Designは、DaVinci Resolve 18.6.5アップデートを公開した。同社Webサイトよりダウンロード可能。
今回のアップデートはBlackmagic RAW 3.6.1およびSony Buranoファイルのサポートを追加。また、Open TimelineIOの複合クリップおよびクリップマーカーの読み込み・書き込みが可能になった。それらのファイルがDaVinci Resolveタイムラインとの間で正確に変換されるので、編集結果をより幅広いプログラムで読み込んで共有が可能になる。
DaVinci Resolve Studioに関しては、Blackmagic Cinema Camera 6KおよびMicro Studio Camera 4K G2で撮影されたフッテージ用のAIスタビライゼーションを追加。これらのカメラに搭載されたモーションセンサーはパン、ティルト、回転のデータを記録するので、DaVinci Resolve Studioでそれらを使用してショットを安定化し、解像度を維持したまま意図的でないブレを排除できる。
カラーページでクリップにEXRマットを追加する際に新しく作成されるノードのレイヤー名は、マット1やマット2ではなく、デフォルトでオリジナルファイルのメタデータのレイヤー名になる。これにより、マットファイルを使用する際に名前を変更する必要がなくなり、作業が高速化できる。さらにこのアップデートでは、タイムラインで複数のサムネイルを選択し、右クリックメニューまたはキーボードショートカットを使用して、選択したすべてのクリップに新しいカラーバージョンを適用できる機能も復旧された。