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株式会社朋栄は、米国ラスベガスで2024年4月14日(日)から4日間、開催される「2024 NAB Show」に出展する(セントラルホール:ブースNo.C4507)。

同社は、ブース内を「ST 2110ソリューション」「ブロードキャストオートメーションソリューション」「パートナー ソリューション」の3つのエリアに分けて、最新製品・ソリューションをデモする。

ブース内には、スペインのAlfalite社製LEDウォールを設置し、朋栄の最新製品や最新の取り組みについて紹介する。

さらに、展示会場オープン前日の4月13日(土)15:00から、「FOR-A CONNECT─Welcome Reception─」と題し、朋栄の最新の取り組みについて紹介するカンファレンス(事前登録制、申し込み受付)をLVCCカンファレンスルームN240/242にて実施する。

主な出展内容

SMPTE ST 2110ソリューションエリア

同社によると、「SMPTE ST 2022-6」、「ST 2110」によるメディア伝送と「AMWA NMOS IS-04/05」によるデバイス管理/制御により、Media over IP(以下:MoIP)環境が進みつつある。ST 2110ソリューションエリアでは、ST 2110をベースとした制作環境を紹介する。

マルチベンダー環境で効率良くリソースシェアする「階層型RDS」(Hierarchical RDS、略称:Hi-RDS)方式を海外で初披露するほか、海外市場で展開するIPトランスポートアプライアンス「SOAR-A EDGE/EDGE mini」、Odyssey社製ビデオサーバー「Insight」のほか、セイコーソリューションズ株式会社のPTP関連ソリューションも展示する。

  • NMOS RDSソフトウェア「SOM-200RDS」(発売予定)
  • RDSフィルタリングAPIオプション「SOM-20RDS Plus」(発売予定)
    共有されるNMOSデバイスを管理/運用する「SOM-200RDS」と、ブッキング要求に対し、共有されるNMOSデバイスを適切に割り当てる「SOM-20RDS Plus」により、共通機器リソースを登録/管理する階層型RDS環境を実現。マルチベンダーにより構築されたアイランドをまたぐMoIP環境においてもリソースシェアが可能だという。ソフトウェアデファインドプロセッサーFA-1616や、ソフトウェアデファインドプラットフォーム「技術参考展示」を共通機器リソースとして利用しながら、階層型RDS環境を海外で初披露する。
  • ソフトウェアデファインド製品
    ソフトウェアデファインド製品として、プロセッサー「FA-1616」による多チャンネル変換や音声処理のほか、開発中のソフトウェアデファインドプラットフォームをDSK機器として活用する技術参考展示を行う。

ブロードキャストオートメーションソリューションエリア

ポータブルビデオスイッチャー「HVS-190S/190I」と小型ビデオスイッチャー「HVS-490」、All-in-Oneルーティングスイッチャー「MFR-3100EX」、マルチパーパスプロセッサー「FA-9600」、マルチビューワー「MV-3240」、ClassXグラフィックス、Insightビデオサーバーを汎用製品と組み合わせながら、それぞれを連携させてAveco社製ブロードキャストオートメーションで制御する End to Endのソリューションとして紹介する。

パートナーソリューションエリア

パートナーソリューションエリアでは、ClassX社製品によるXRソリューションClassX Elitiumとソフトウェアベーススイッチャー「ClassX VIS(仮称)」を紹介。さらにスペインのAlfalite社製LEDウォールを用いたプレゼンテーションコーナーを設置するほか、高精細なグラフィック表示により、コーポレートユースにも活用可能なAlfaArt LEDスクリーンを展示する。