富士フイルムは、INSTAX “チェキ”のアナログインスタントカメラ最上位モデル「INSTAX mini 99」(以下、mini 99)を2024年4月11日に発売する。希望小売価格はオープン。
「mini 99」は、「INSTAX mini 90」(以下、mini 90)をさらに進化させたモデル。カメラ内部にLEDを搭載し、ダイヤルの設定値に応じて異なる色の光をフィルムに直接照射することで6種類の色表現ができる「カラーエフェクトコントロール」や、周辺光量を抑え中心部をフォーカスする「ビネットモード」など、アナログ技術でプリント表現の幅をさらに広げる新機能を搭載。撮影時の明るさなど撮影環境によって、プリントに現れる「カラーエフェクトコントロール」「ビネットモード」の効果も異なるため、味わい深い多彩な写真を楽しむことが可能。
また、カメラ本体を手になじむマット感のあるレザー調のテクスチャとするなど、最上位モデルに相応しい高品位な外観・質感のクラシックデザインを採用している。
「mini 99」の本体カラーに合わせたカメラケースとミニフィルム用フォトアルバムの新色(ブラック)も同時発売。また、写真フィルムの現像で使用する「マウント」をモチーフにし、「mini 99」のプリント表現をさらに際立たせる、ミニフォーマットフィルム「PHOTO SLIDE(フォトスライド)」も今夏発売予定。
日本で“チェキ”の愛称で親しまれているインスタントフォトシステム INSTAXは、1998年の発売から昨年25周年を迎えたという。時代とともに、トレンドや進化する技術を取り入れ、アナログインスタントカメラのみならず、デジタル技術を取り入れたハイブリッドインスタントカメラ、スマホプリンターとラインアップを拡充。
さらに2023年10月には、INSTAXシリーズ初となる「撮影」に特化した手のひらサイズカメラ「INSTAX Pal」を発売。INSTAXは多様な写真の楽しみ方を提供し、若年女性層のみならず、男性層やミドル層にもユーザー層を広げているという。