Blackmagic Designによると、2024年度の第96回アカデミー賞にノミネートされた多くの映画制作者および作品でBlackmagic Designの様々なプロダクションおよびポストプロダクション製品が使用されたという。
2002年の創設以来、アカデミー賞にノミネートされた世界各地のあらゆるジャンルの何百本もの作品に、Blackmagic Designのハードウェアやソフトウェアが使用されてきた。
2024年のノミネート作品には、「Knight of Fortune(原題)」、「世界の人々:ふたりのおばあちゃん」などの短編作、そして「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」、「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」、「マエストロ:その音楽と愛と」、「オッペンハイマー」などの世界的ヒット作が含まれる。
技術、ドキュメンタリー、短編、国際長編、アニメーションなど、多岐にわたる部門で、Blackmagic Design製品を使用した20作以上の作品が、2024年度アカデミー賞にノミネートされた。
ポストプロダクションにDaVinci Resolve Studioが使用された2024年度のアカデミー賞ノミネート作品の例
- 「実録 マリウポリの20日間」: OutPost at GBHのJim Ferguson氏がFrontline用にグレーディング
- 「落下の解剖学」:Chroma ShapersのMagali Léonard氏がグレーディング
- 「ボビ・ワイン:ゲットー・プレジデント」:Goldcrest PostのAndrew Daniel氏がグレーディング。オンライン編集およびフィニッシングにもDaVinci Resolve Studioを使用
- 「君たちはどう生きるか」:IMAGICAエンタテインメントメディアサービスの山下哲司氏が、同作のDolby CinemaバージョンをDaVinci Resolve Studioでグレーディング
- 「カラーパープル」:Company 3のStefan Sonnenfeld氏がグレーディング
- 「ゴジラ-1.0」:ARTONE FILMの石山将弘氏がグレーディング
- 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」:Company 3のStefan Sonnenfeld氏がグレーディング。Adam Nazarenko氏とParker Jarvie氏が追加カラー調整
- 「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」:Company 3のSkip Kimball氏がグレーディング
- 「Io capitano(原題)」:Grande Mela Digital FilmsのAngelo Francavilla氏がグレーディング。オンライン編集およびフィニッシングにもDaVinci Resolve Studioを使用
- 「Knight of Fortune(原題)」:カラリストのKristopher Paterson氏がグレーディング。オンライン編集およびフィニッシングにもDaVinci Resolve Studioを使用
- 「マエストロ:その音楽と愛と」:Company 3のStefan Sonnenfeld氏がグレーディング
- 「世界の人々:ふたりのおばあちゃん」:Sam Gilling氏がグレーディング
- 「ナポレオン」:Company 3のStephen Nakamura氏がグレーディング
- 「ナイアド~その決意は海を越える~」:Company 3のStefan Sonnenfeld氏がグレーディング。Andrew Geary氏が追加カラー調整
- 「オッペンハイマー」:FotokemのKostas Theodosiou氏がデジタルグレーディング
- 「パスト ライブス/再会」:Company 3のTom Poole氏がグレーディング
- 「哀れなるものたち」:Company 3のGreg Fisher氏がグレーディング
- 「Red, White and Blue(原題)」:Picture ShopのChris Boyer氏がグレーディング
- 「雪山の絆」:Deluxe MadridのChema Alba氏がグレーディング。オンライン編集およびフィニッシングにもDaVinci Resolve Studioを使用
- 「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」:icture ShopのNatasha Leonnet氏がグレーディング